iOS 15とwatchOS 8を使ってみて。
なんだかんだ新OSは楽しい!
iPhone 13 miniを購入すると同時に、iOS 15を使い始めた私。
そしてApple WatchもwatchOS 8にアップデートしました。
今回はこれらの新バージョンのOSを使っていて、感じたことを書いていこうと思います。
■iOS 15
・Safari
アドレスバーが下部に移動した新デザインは、個人的に大歓迎なのですが、タブを一覧表示させたときの画面がやや不便だと感じました。
というのも、iPadのように全てのタブがタイル上に並び視認性はよくなったものの、片手でタブを消す場合に指を伸ばす必要があるから。
検索バー同様に、設定画面から戻せたらいいのにな〜と思います(笑)
ちなみにiOS 15からSafariの拡張機能を入れることが可能になり、私はSvadilfariを導入しました!
これをインストールすることで、Safariをジェスチャーで操作可能になるため、タブの閉じにくさはほぼ解消できました。
・集中モード・・・いらんw
従来のおやすみモードに加え、シーンごとにさらに細かい条件をつけられるようになった新機能「集中モード」。
私はその便利さがいまいち感じられませんでした。
iPhoneの場合はコントロールセンターから(文字の部分ではなく)月のアイコンをタップすれば、従来通り一発でおやすみモードにできます。
しかしApple Watchに至っては、これまで2回のタップでオンにできたおやすみモードが、集中モードを選択する画面が増えた関係で3回になってしまいました(・ω・`)
右側の画面がひとつ増えてしまった。
おやすみモードはよく使うので、どうにかして集中モードを消す方法はないかといじっていたところ、答えは実にシンプルでした。
それは、集中モードを全て消すのです。
設定アプリから[集中モード]に進み、おやすみモード以外のモードをひとつずつ選択し、下にある[集中モードを削除]で消していきます。
すると最終的におやすみモードだけになります。
多くのアプリを使っていたり、常に連絡を取り合う友達が多い人には便利なのかもしれませんが、私のように通知を許可したい時間と拒否したい時間が定まらない場合はシンプルなおやすみモードで十分なんですよね〜
無駄な動作を減らせる者がApple Watchを制するので、ぜひ使ってみてください。
ちなみに重要度の低いアプリの通知を定時にまとめられる「通知を要約」機能は重宝しています!
数日ほど使い設定を微調整した結果、そこまで要約する必要がないのでは?と思う設定になってしまいましたが・・・w
微々たるものですがバッテリーも節約できそうなので、特定のアプリで通知がこないバグがなくなれば完璧な機能だと思います。
・オフラインSiri
タイマーのセットやアプリの起動などは可能ですが、リマインダーのセットや声でのメモなど、(音声の書き起こしに)通信が必要なものもオフラインには非対応な模様。
■watchOS 8
・ワールドタイムがかっこいい!
数少ない新文字盤で1番お気に入りの文字盤です!
・文字盤の色が年代ごとに分別
これまで文字盤の色は、基本的にバンドの色と同じ名前の色がシーズンごとに追加され、それらは同系色でまとめられていました。
watchOS 8からは(一部の限定文字盤を除き)明暗が調整可能な19色をはじめとし、シーズンごとに追加されてきた個別のカラーは年代別にまとめられ、必要なカラーを選んで追加するスタイルに変わりました。
年代別カラーは、各年代ごとに分類された色の中から、必要なものにチェックを入れて追加します。
そこまで細かい色が必要ない人は、基本的なカラー19色の中からバンドに合った色を選ぶことにより、シンプルなカスタマイズも可能になりました。
私のようなマニアを除く、普通のユーザーなら19色もあれば十分楽しめますよね!
個人的に同系色でまとめられていた以前のバージョンの方が好きでしたが、このような合理的な変更もありかなと思っています。
ちなみにエルメスなどの限定文字盤は、従来通り選択できる色が限られています。
・ハンドジェスチャがすごい
アクセシビリティ機能のひとつとして搭載されたハンドジェスチャ。
詳しい解説は割愛しますが、画面を触らずにApple Watchの操作が可能になってすごい!とても未来を感じます!
・アラームの設定画面が改善。
これまでのアラームの設定画面は、Digital Crownの加速度がおかしく、ちょうどいいところで●が止まらず、時間の設定がしにくかったのですが、加速度が調整され使いやすくなりました。
・ショートカットアプリ
Apple Watchでこれまで使えていたショートカットの一部が、起動すらせずにアプリごと落ちてしまいます。
iPhoneでは正常に作動するので、Watch固有のバグなのかはわかりませんが、不便なので早急に修正してほしいです。
・手首を下ろしていると時計が止まる(再発)
watchOS 7の頃にもありましたが、8で再発しています。アップデート後2回ほどこの症状が出たものの、そのたびに再起動していたところ、3度目は遭遇していません。(アップデート直後でバックグラウンドで何か処理が行われていたせい?)
・手首を下ろしているときの通知
これまで手首を下ろしているときに通知がきても、本体が振動するだけで文字盤は動きませんでしたが、watchOS 8からは、通知がくるとアプリのアイコンが表示されるようになりました。
この機能、通知の詳細は手首を上げないと表示されないものの、LINEの通知などでは相手の名前が出てしまうので、最初は酷いバグだな〜と思っていました(笑)
しかし設定を隅々まで見ていたところ、Watchアプリの通知から変更できました!
[手首を下げているときでも通知を表示]をオフ(もしくはアプリごとに設定)すれば解決!
でも設定後も手首を下ろしているときにスタンド通知が表示されることがあります・・・。こちらは個人情報は含まれないので気にしないことにしましたがw
■iOS 15とは関係ないもの
iPhone 8から13 miniに乗り換え、個別の設定を全て見直しました。
そこで自分なりにデフォルトから変更した設定や、感じたことなどを箇条書きにしてみました。
・バッテリーの%表示
Face ID搭載機種からは、コントロールセンターを開かないと、バッテリー残量の%表示が見れなくなりましたが、これは意外と慣れました。
・カーソルの移動
これはなかなか慣れません。
8の頃はキーボード上のどこを押し込んでもトラックパッドモードになりましたが、13では空白キーを長押しすることでしかトラックパッドモードになりません。
フリックキーボードで素早く右側にカーソルを移動させたい場合、モードが切り替わった瞬間に指を離して、瞬時にトラックパッドの左側をタップし、指を右に動かすと楽に移動できることがわかったので妥協するしかなさそうです。
と思ったのも束の間。この方法をやりすぎるとキーボードに戻らなくなるバグがありますねw
なんかスマートじゃないなぁ・・・
・サイドボタンの反応が遅い
クリックで画面のロック。ダブルクリックでApple Payの呼び出し。長押しでSiriの起動と、多くの機能を担っているiPhoneのサイドボタン。
画面をロックさせるときの反応が遅いのが慣れない場合、設定の[ウォレットとApple Pay]から[サイドボタンをダブルクリック]をオフにすると、押した瞬間に画面が消灯します。
私は結局Apple Payが瞬時に呼び出せない方が不便だと思い、反応がワンテンポ遅い画面ロック時の挙動を受け入れることにしました(笑)
・Face ID
まず普段の顔を登録したのですが、湯上がりの顔を認識しなかったためもう一つの容姿として登録しました。
またロック解除が成功したかどうかがわかりにくいため、[認証に成功したら触覚を再生]をオンにしました。
■おまけ
私は基本的にiPhoneを移行したときは、全てのアプリの起動と、設定項目やメールアカウントの確認をするのですが、それでもいくつか見落としがあったので、同じような人を増やさないために紹介しておきます。
・Yahoo!アカウントにログイン
天気アプリなど。ひとつのアプリでログイン作業を行えば、あとは連携機能で自動でログインできます。
・現在地の共有
これはAppleが大好きなんだよ氏の動画で紹介されていたのですが、機種変更をしてデータを移行しただけでは、メインの端末が変更されないというもの。
特にiPhoneを探す機能などで正しい位置情報の共有ができないため、皆さんもこちらの設定の見直しをオススメします。
私のもiPhone 8のままになっていて、すぐに[このiPhoneを自分の位置情報に使用]をタップして変更しました。
かなり長くなってしまいましたが、iPhone 13を買った方も、また新型iPhoneは買わずOSのアップデートのみで楽しんでいる方も、より便利なAppleライフのためのお役に立てれば幸いです。
チョークレザーリンクとiPhone 13 mini(スターライト)
【おまけ】
正式にApple Watchの予約が10月8日(金)から、発売が15日(金)と発表されましたね!
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では♪(´ε` )