iMovieの「Render Files」が膨大になったときの対処法 | デカの日常

iMovieの「Render Files」が膨大になったときの対処法

あけましておめでとうございますm(_ _)m
今年も気まぐれの更新になりますが、よろしくお願いします(笑)


さて、僕はiMovieで動画作成をしているのですが、先月Macを使っているとき、ストレージの空き容量が不足しているという旨のアラートが表示されたため、左上の「リンゴロゴ」→「このMacについて」を開き、「ストレージ」の項目を確認すると、「その他」の項目が膨大に膨れ上がっていました!

そこで原因のファイルを調べたところ、iMovieライブラリ(下の画像の赤丸部の、拡張子が、.imovielibrary)のファイルサイズが200GB近くになっていました。

※画像は処理後のため、ファイルサイズは正常に戻っています。


そこでライブラリファイルを右クリックし、「パッケージの内容を表示」をクリック。

ファイルを開いたら、ファイルをサイズの大きい順にソートします。
すると、とあるプロジェクトのフォルダだけが、100GBを超えるサイズになっていました。

※画像は処理後のため、ファイルサイズは正常に戻っています。


そこで最もファイルサイズが大きなプロジェクトのフォルダを開きます。
すると、赤線部の「Render Files」というフォルダのサイズが膨大な値になっていると思います。


これがMacの容量を圧迫していた原因でした。



ではこれを正常な値に戻すには、とても簡単です。
iMovieを開き、先ほど見つけたプロジェクトを、一度動画ファイルとして書き出すのです。
きっと書き出しが始まるまでかなり待ち、書き出しが始まってからも普段よりも書き出し速度が遅いと感じるかもしれませんが、とにかく根気よく待ちます。


動画ファイルの書き出しが終わると、先ほどの「Render Files」が数GBに戻っていると思います。
もちろん環境によって差があるかもしれませんが、お困りの方はぜひ試してみてください。
このせいで新たに外付けHDDを買おうか、本気で悩んでいたので、解決して本当によかったです( ´Д`)=3 フゥ



【2016/2/1 追記】
最近は上述した方法でも全く対処できなくなってしまった数百GBもある「Render Files」・・・
さすがの僕も頭にきてしまい(笑)「パッケージの内容を表示」で「Render Files」のフォルダごと思い切って削除してやりました。
ついでに「Shared Items」(*.imovielibrary/プロジェクトファイル名のフォルダ/Shared Items)には、iMovieで「YouTubeへ投稿」する際に、正常に書き出しが完了しなかったときに残ったであろう(QuickLookで再生できない)動画ファイルが残っていたため、それもフォルダごと削除しました。

この操作をしたあとも、いつもどおり動画の編集や書き出しは問題なくできました!
もしiMovieライブラリに問題が起きても、TimeMachineで戻せばいいですからね~
ただしこれらの作業は自己責任でお願いしますね。(お約束)


*ちなみに*
この「Render Files」、どうやら「Final Cut Pro」では削除する機能が搭載されているようなのですが、廉価版の「iMovie」では省略されている機能みたいです。


【2017/11/30 追記】
すでにお気づきの方もいるかと思いますが、いくつか前のバージョンからようやくiMovieでもレンダリングファイルの削除が、正式な機能として搭載されました。

使い方はiMovieのドロップダウンメニューの、iMovie→環境設定→レンダリングファイルから、「削除」をクリックするだけです。

ファイルをいじるのに抵抗がある人は、こちらのメニューからやるのが良いでしょう。

【2019/2/10 追記】
一括で「Render Files」と「Shared Items」を削除したい方は、
・iMovieライブラリ(*.imovielibrary)を副クリックして、「このパッケージの内容を表示」をクリック。
・このiMovieライブラリに含まれている、「Render Files」というフォルダと書き出した動画が保存されている「Shared Items」を、Finder検索を使って(「*.imovielibrary」内で検索をかけて)表示させます。
・そして表示されたフォルダを全て選択して削除。
この方法を使えばラクにできます。


では♪(´ε` )