「お盆のお坊さんが来る時のお茶出しとかの手伝いをしなきゃいけないのよ。」
と、言いながら、結局実家には11日に泊まって12日には帰ってきた。
13日は婚家のお墓参りに行って過ごした。
その日夜、兄から電話がかかってきて、兄が仕事で母が1人の時にお坊さんが来て、玄関の鍵を開けようと出て行った母が歩行器ごと玄関の段差から転がるように転んだと知らされた。
「私が13日まで泊まっていればこんなことにならなかったのに。」と悔やまれた。
今日になって痛みが酷いと、仕事中の兄に電話がかかってきたらしく、中抜けして病院に連れて行ったら足の付け根の骨が割れていたらしい。
かかりつけの国立病院はクラスターが発生していて今日は入院できなかった。
兄の留守中の介護と入院手続きに来てくれないかと今日また連絡が入った。
「やっぱり私が13日までいればよかったのに。」と更に後悔が募った。
クラスターの状態によっては明日入院できずに他の病院になるかもしれないとのこと。
明日は兄の白内障の手術の日でもある。
実家、かなりピンチである。
本来なら明日から出勤だったけど、急遽会社に連絡して欠勤をお願いした。
夫からは夫と娘に合わせてもう一日休めないか?と遊びの誘いをもらっていたけれど、そんなこと言ってられない事態になった。
あの時、わがままと思われてもいいから実家に残っていれば、母も痛い思いをせずに済んだのに。
入院したらすぐにせん妄が始まるのは目に見えている。
退院してもしばらくは行動から目が離せなくなる。
今までは退院してしばらくしたらある程度元に戻って、ひどい物忘れ以外は大きな生活の支障になることはなかった。
前回は私を震撼させるような行動が幾つもあった。
今回は大丈夫だろうか?
ピンチは更に続く。
後1時間ほどで実家には着く予定。
懐かしいはずのいつもの列車が、年々悲しくて憂鬱なものになっていく。