次にですね、「構造医学」ってググってみた。
そしたら、最初に「構造医学研究財団」の公式サイトにヒットした。
K整体院にあったローラーが出てきた。あと、クッションみたいなのも。
あ、間違いなくK整体院はここの流れをくむ整体院なんだな、と。
だが「医学」???そもそも、玲子が行ったのは整体院。
あの先生にしても持っている資格は柔道整復師で、治療行為はできないはず。
保険の適用適用外を問わず、できるのは治療ではなく施術に限られるはず。
なのに「医学」?いくら「構造医学」学んだって、医師になれるわけじゃないのに。
なんか、怪しい。普通じゃないかんじ。
そう怪しみながら、さらにいろんなサイトを検索していくと。
もう「お察し」でした。「財団」ではなく「教団」と称されるようで。
あぁ、やっちまった![]()
K整体院は、普通の、まっとうな整体院?整骨院?ではなかったのである。
最初資料を渡されたときに、すでに予兆はあったのに、なぜか目をつぶってしまった。
玲子がこれまでの人生で学んだ「これに出くわしたら速攻でUターン」なワード、
「好転反応(が出る場合もあります)」と書かれていたのに。
ここまで不信が高じてしまったら、もう通えない。ていうか、医師でもない人の診断で
「マッケンジー体操」やってていいのか、自分?