今回の地震でいろいろな情報が入ってきた。

その中には、流言飛語とでもいうべきチェーンメールも多い。
例えば、以前書いた、石油コンビナートが火災になって、有害物質が雨に混ざるという話。また、関東の人に電気を供給するために関西の人に節電を呼びかける、、関西の友人から来たメールなどなど。
どれも一見してもっともらしいのだが、冷静にみるとガセネタとわかる。


ガセネタメールの共通点は、その信憑性を上げるために権威ある人や団体の名前を出すことである。

石油コンビナートの話は、コスモ石油で働いている人からの情報ということになっているし、節電の話は、関西電力で働いている友人の話となっている。それが本当の話なら、当然、公式に発信されるであろうため、そもそもチェーンメールで送るはずがない。


また、内容もよく見るとおかしなものが多い。節電メールの場合、「電気の備蓄が足りなくなる」とあった。電気って(少なくとも交流は)備蓄できるんだっけ?それに、関西と関東は周波数が違うので送電できない。


いろいろ問題のあるチェーンメールなのだが、結果についてはあまり害がないのが救いだ。

雨には濡れない方がいいし、節電もした方がいいに決まっている。


だまされた!と思っても、まっいいかと許してしまう。

特に節電メールの方は、ついうっかり、ふーんと思って見過ごしてしまった、電気系出身の自分自身につい苦笑してしまう。

それに、そもそも50Hzと60Hzに分かれていて、非常時に対応できなくてよいのかという問題意識も目覚めさせてくれる。


全然関係ないが、ドイツ語で「luegen」(リューゲン)はうそをつくという意味である。