私は、大学に入ってからヒゲを生やし始めた。


何のために?

おしゃれ?男らしさのアピール?モテたいから?


きっと違う。


これは「鎧」なんだ。

私は、自分の心に誰も触れてほしくないと思っている。

他者を渇望するとともに他者を強力に拒否している。


心と心が触れ合うことに怯えている。


人から排除されるのが怖い、だから自分から排除されにいく。


私の場合はヒゲだっただけ。

奇抜な服、奇抜な髪型、奇抜な装飾品etcみんなそう。



すべては心のメッセージ。無意識だとしても。



だから何ひとつ、笑えるものなんかない。
人は罪深い。でも誰も悪くないよ。

すべては偶発的、そして必然的。


嘘もいじめも脅迫も虐待もレイプも殺人もすべて。

被害者には同情する。

でも加害者はある意味もっとかわいそうだ。



・・・でも愛する人を傷つけられたら、こんなこと言えない。
悪。ものを盗む。嘘をつく。弱いものをいじめる。脅迫する。レイプする。人を殺す。

→誰かを傷つけること。

でも私たちは生きているだけで、誰かを傷つけている。家族を、友達を、恋人を、動物を。


罪深い、悪いいきものだ。


ひとりで生きていけたらどんなにいいだろう。


無へ還ろう。