一匹の獰猛な獣がいます。名前を「シャカイ」といいます。


「シャカイ」はいつも強力に「ヒト」という生物を支配しています。

時には暴力も厭わず。「シャカイ」は、「シャカイ」の正義を、価値観を「ニンゲン」に強制します。

「ニンゲン」は、「シャカイ」に食べられないために、餌を与えて、飼い慣らした気になっています。


でも、本当はただのご機嫌伺いに過ぎません。

「シャカイ」を倒そうとする勇者も中にはいました。


みんな殺されました。

しかし、「シャカイ」は、直接は手を下しません。「シャカイ」に従う「ヒト」が勇者を殺すのです。






また「シャカイ」から指令が出されました。


「来週からテイキシケンを行う」





私は今日も、「シャカイ」の右腕です。




でも勇者の心は、忘れない。


I WANNA BE A HERO.




ヒゲを剃った。

でも誰も気付かないね。

髪を切ったときも、たいてい気付かれない。

待ち合わせても、その人の肩を叩くまで気付いてもらえない。

透明人間みたい。



私が他者にちゃんと「顔」を差し出していないからなのだろう。

私の「顔」は他者に向けられているようで、本当は内側に向いているからなのだろう。


私は臆病者だ。

私が崩れていくこと 。
私にとっての、記念碑的な日。

高校の卒業式、

大学の入試日、

ゼミの入試日・・・

いつも雨が降っていた。


雨の日。みんな憂鬱。


私の喜びって誰かの不幸の上にしか成り立たないのかな。


ゼロサムゲームなのかな。


でもあの日も雨が降ってたのにダメだったな。


夕方には晴れたからかな。