「坂口さん、実はさっき菜々子さんから
こんなメールが届いたんです。」
「うん、どれどれ?」
私はメールを開き、坂口さんに
見せました。
そして、坂口さんは読み終わると
話し始めました。
「いや、これって明らかに
マサル君に気があると
思うんだけど…?
何にも思ってない男に、
名前で呼んでほしいなんて
言わないだろうし、
けど良かったね~。」
「そうですか…」
「嬉しくないの?
だってクラスで彼女を
名前で呼び捨てしてる人
なんていないし、
気があると思うけどね」
「いや嬉しいですけど、
なんか信じられなくて…。」
「やっぱり菜々子さんの事
好きなんだ(笑)」
「今それは関係ないでしょ(笑)」
なんて話しながら、
私は坂口さんと別れました。
私は一人になって考えていました。
確かに坂口さんの言うとおりかもしれない、
もしこれが第三者の事で相談されたら
きっと私も坂口さんと同じ事を言うだろう…。
様々なことを考えていたためか、
家に帰っても私はすぐ寝付く事は出来なかった。
次の日とりあえずメールの
返信を打ち始めた。