今年は熊が異常に目撃され、
人間に危害を加えるケースが
後を絶たない。
中でも秋田県の人身被害は
深刻だ。
その件数は今月初めの時点で
何と66人を超えているという。
熊と言えば北海道がイメージされるが
目撃情報こそあってもここまで多くの
人身被害は伝わって来ていない。
秋田県の熊被害は本当に大変なのだ。
人里に降りてきて人間に危害を
与えた熊は駆除されて当然だと
私は疑いなく思っていたのだが、
自治体に向けて「何故殺した！」
という苦情が後を絶たないという。
「動物は癒しだ」
「殺すなんて可哀想」
「山に帰してあげて」
苦情はどんどんエスカレートして
「税金泥棒！」
「役所辞めろ！」
とまで。
職員はその電話対応に追われて
本来の業務が滞る事に悲鳴を
上げているという。
あのね、熊は猛獣なのよ。
プーさんでもくまモンでもないの。
山に帰してもすぐ戻って来ちゃうのよ。
人命を守るためにやむを得ず駆除
しているの。
こっちからわざわざ山に入って
無差別に熊を殺しているわけじゃ
ないのよ。
駆除したハンターの個人情報まで
調べ上げて糾弾するなんて
言語道断！
これは漫画「ゴールデンカムイ」で
知り得た知識なんですが、
熊は1度人間の肉を食べたら
それ以外のものは食べられなくなる
んだそうです。
つまり、また人間の肉を求めて
彷徨うという事。
それは熊にとっても不幸な事でしょう。
他に食べられる物がいっぱいあるのに
食べられないなんて。
熊を神と崇めたアイヌの人々でさえ、
人を襲った熊は殺したそうです。
熊がどれほど恐ろしいかは
「三毛別ヒグマ事件」を是非読んで
ほしいです。
私は読んで気持ち悪くなりましたので
一応「閲覧注意」とさせていただきます。
もちろん野生動物と人間が共生
出来る方が望ましいとは思いますが、
テリトリーを超えて来た場合は
強行手段をとる事も致し方無いのでは
ないでしょうか？
もし「熊は可愛いから殺すのは
可哀想」だと言うのであれば、
それは傲慢な考えだと思います。
牛肉や豚肉を食べるのはOKで
熊を殺すのは駄目だというのは
理屈が通りません。
命の選別をする権利は人間には
無いのです。
役所に苦情を言って来る人は
他県に住む人が多く、職員に対して
一方的に感情をぶちまける人が
ほとんどだとか。
自分は安全な場所に住んでいながら
一体どういう神経？
彼等には命の危険に晒されている
者への想像力というものが
無いのでしょうか？
そんな中、数日前ヤフーの記事に
こんなコメントを発見しました。
個人的にすごく気に入ったので
紹介して終わりたいと思います。
「殺すな」という電話が入ったら
↓
「承知しました。ではそちらに
生きたまま送りますので、
住所と氏名、飼育許可証、
運搬料の振り込みをお願いします。
事前に環境省が定める動物愛護に
関する法律に基づいて、自治体の
許可をとる必要があるので、その
許可証の写しを郵送で送付願います。
その後、捕獲・飼育・送付にかかる
費用のご入金と住所氏名が正しい
ことが確認されましたら、麻酔銃を
用いて捕獲した熊を順次送付させて
いただきます。
なお、一旦捕獲され飼育すると決まっ
た 熊を逃がした場合は、省令違反に
なり、 1頭の飼育放棄につき6ヶ月
以下の懲役または100万円以下の
罰金を科せられることがあります。
またその熊が他の人間を傷つけたり
殺したりした場合は重過失致傷
（致死）、さらに未必の故意が認め
られれば傷害・殺人罪が適用されます。
併せて民事上の損害賠償請求も覚悟
ください。
そのような条件で承りますが
いかがでしょうか」
↑
と回答すればよい。
↑
コメ主さんに無許可で載せて
しまったけど大丈夫かな？
こういうのって何か違反になる？？？
もしそうだったらすぐ削除しますので
どなたか詳しい方、教えてください。