2026年3月3日(火)東京遠征2日目
「小さなトラブルと青春回想と肉だらけの日」。


朝、外の気温を確かめようとホテルの非常口ドアを開けたらなんとオートロック。これはえらいコッタ。焦ったけれど、端の部屋だったおかげで壁を叩いて奥さんが気づいてくれた。朝から小さな事件。

電車に乗って都内の娘の家へ。

さらに荷物を置いて出掛けようとしたら事件発生。ワンタッチ折りたたみ傘のバネが壊れて開かない。おまけにトイレの電気を消し忘れて三階を二往復。苦笑いしながら、娘の傘を勝手に拝借して冷たい雨の中へ。

奥さんが探してくれた駅近くのイタリアンランチは大当たり。
名前の通り“肉だらけ”のポークシチュー。体の芯から温まる。
食後の珈琲も絶妙なタイミングで出てきて、ほっと一息。

今日は奥さん、完全に冴えている。






原宿へ移動。
竹下口から何度も歩いてきたけれど、やっぱりどこか肌に合わない竹下通り。傘の波、人の波。ここはもう「原宿という国」だ。

ABCマートでスーパースターの売り場を見てからキャットストリートのオフィシャルストアへ。







21歳の頃、生演奏したラフォーレ原宿のステージはそのままだった。
時間が流れても残っている場所がある。それだけで少し胸が熱くなる。
外国人だらけのキャットストリートを抜け、渋谷へ。

昔はただの公園だったMIYASHITA PARKは素敵なモールに変わっていた。でもスクランブル交差点の混沌は変わらない。

交番前の広場で、いろんな大学の仲間とジャムセッションをした風景がよみがえる。

青春の中に確かにこの交差点があった。センター街のABCマートで藤井風の映像を観て、ミュージックビデオに出てきた天津甘栗の店を見つけて奥さんは大満足。

寒さが増す渋谷をあとにして娘のマンションへ戻る。娘の分のお寿司も買って、今日の予定はすべて完了。

小さな失敗もあった。

雨も寒さもあった。

でも全部ひっくるめて、濃い一日だった。

さあ、明日はディズニーシーだ。
2026年3月2日(月)東京遠征1日目
バスでS駅へ向かい、東海道線熱海行きに乗車。
月曜朝のS駅は、降りる人は多いけれど乗る人は少ない。浜松側の前向きシートを無事確保し、小さな幸先の良さを感じる。
窓の外に富士山は現れなかったけれど、流れていく景色が「旅の始まり」をそっと教えてくれた。

熱海で途中下車。商店街を歩いていると、偶然ロケ中のロバート秋山さんに遭遇。テレビのまんまの存在感に思わずにやり。お饅頭をまるまる一個試食するという太っ腹サービスにも旅情をくすぐられる。
そしてお目当ての熱海プリン。開店前に1号店前を通り、並んで限定生プリンをゲット。安定の美味しさに「これこれ」と心がほどける。






電車を乗り継ぎ横浜へ。北口地下街はすっかり新しくなり、かつて横浜地区担当として頻繁に歩いた昭和の面影はほとんど消えていた。変わる街並みに少し感慨を覚えながら、1000円で150gの厚焼きステーキが食べられるアメリカンステーキハウスヒーローズへ。ジュウジュウと音を立てる肉、そして店内に流れるブルーグラス。その選曲が妙に心に刺さった。



満腹になり、桜木町で降りて野毛のホテルへ荷物を預ける。みなとみらい地区へ向かうと、高層ビルが立ち並び、昔の面影はランドマークタワー周辺だけになっていた。

今日のメインイベント、ツタンカーメン美術館。レプリカとはいえ、黄金のマスクや宝物を目の前にすると圧倒的な存在感。混雑もなく、静かにじっくりと堪能できたのが嬉しい。その足で横浜美術館にも立ち寄り、予定は完璧に完了。



夜はスーパーで惣菜とビールを買い、ホテルで部屋食。外食とは違う、旅先の静かな満足感。
明日は雪予報。
遠征はまだ始まったばかり。
2026年3月1日(日)晴れ
3月の幕開けは、完璧な青空。
迷わず三保半島一周。
自分の原点コースへ。



海は穏やかで、振り返れば🗻 富士山。
雪をまとったその姿は、何も語らないのに強い。
帰りの海岸線では35km超で巡航。
最大38.3km/h。距離38.99km。
身体は素直に応えてくれた。
「まだいける」
それを確認できた午前。
午後は一転して、整える時間。
明日から4日間家を空けるので、
昼も夜も冷蔵庫整理メニュー。
無駄なく、軽やかに。
そのあと奥さんとゆっくりウォーキング。
並んで歩く時間は、会話以上に心を落ち着かせる。
攻めた午前。
整えた午後。
そして明日からは東京遠征。
旅の前のこの静かな高揚感が好きだ。
日常をきちんと整えてから出発する安心感。
再起動は、準備から始まっている。
📝 今日の一文
「走って整えて、軽くなった心で東京へ向かう。」

2026年2月28日(土)
今日は幼稚園からの友人と会った。
何十年も前、同じ趣味を語り合った相手と、この年齢でまた普通に笑っていることが不思議だった。
歩んできた道は違うのに、
話し始めると一瞬で「あの頃」に戻る。時間って面白い。
でも同時に思った。
あの頃とは違う「今の自分」も、ちゃんとここにいる。
もう若さで走る年齢じゃない。
それぞれ抱えるものもある。
それでも、こうして再び交わる縁。
今日は少し、自分のこれまでを肯定できた気がする。
再起動って、何かを新しく始めることだけじゃない。
“変わらずに残っているもの”を確認することでもあるんだな。
📝 今日の一文
「長い時間を生きた自分を、少し好きになれた日。」