いや~、よかった~~。秀作だった~。これは完全なるロードムービー大作である。


土曜スペシャル『春の山陽道!ローカル路線バスの旅第4弾』。


3泊4日で目的地まで全て路線バスでゴールしなければならないっていう企画なんだが、


この番組で太川陽介と蛭子能収は新境地を開いたといってもいい。


とにかく蛭子さんはやる気がない。すぐ飯に行こうとするし、


愚痴るし寝るし、バスの時刻迫ってるのにトイレに篭って遅れるし、


「枚方(ひらかた)」を「まいかた」って3回ぐらい間違えるし、


最初のバスに乗ったときの開口一番が「このバス人多いよ・・・・・」である。


運転手に行き先聞いておきながら、2秒後に行き先の地名を忘れる。


ただ、バスを追っかけたり、宿泊地が無いなどのピンチのとき、


全速力で走り誰よりも輝くのである。観ていて凄く勇気が湧いてくる。


また、タレント三人が焦りながら駅前の安宿探しや、


一生テレビで紹介されないような駅前喫茶店に入る姿もいい。コーヒーが凄く美味しそうに見える。


峠を歩くのを見据えて、田舎のショッピングセンターで1000円のスニーカーを探す太川さんの姿もいい。


観光案内所の人に「ルイルイってやって!」とせがまれ、


テレながら渋々「ルイルイ」ってやる太川さんがかっこいい。


マドンナ役の根本りつこの、「私、絵がうまいんです」といって、オリジナル絵葉書を披露する


どうでもいい自慢もたまらない。


ゴールの瞬間は涙が出た。


(ちなみに第2弾の東海道編は、ゴールできないという結末だった。そのリアルさも120点満点)


落ち込んだ時に見るとなおよい。私にとっても人生のバイブルである。



↓バス運転手に、散々うその行き先情報を教えられ、騙された時に蛭子さんがつぶやいた格言



デパートと紅白バカの生活-蛭子






山形屋取材を終えて2週間がたって、

鹿児島弁が恋しいこのごろ。


すると、山形屋紳士売場H氏の後輩である、

銀座のBのI氏より連絡があり、鹿児島の焼酎メーカーの方と飲むという連絡。


渋谷の鹿児島料理屋「さつまや」で、

「大和桜酒造」で焼酎を造るW氏と出会う。


鹿児島出身のI氏とW氏が、鹿児島料理屋で鹿児島話に花を咲かせる。

そこに混じる宮崎人の僕。

鹿児島弁のイントネーションを使って会話して、

なんとか溶け込める事ができた。



W氏に、山形屋の焼酎売り場は、焼酎界からは「聖地」と呼ばれている話や、

仙台・藤崎の、照明をわざと落とした売り場などの話を聞いた。


もちろん、山形屋で「大和桜」は販売中。



デパートと紅白バカの生活-焼酎

W氏は、どうも親近感を持って私と会話してくれた。

その理由を聞くと、どうも、

山形屋の焼酎売り場のバイヤーであるウエマツさんと、

私の顔が激似だというのである。


会ったことが無い人に「似ている!」と言われた時ほど、心細い心境はない。


取材の際お見掛けしなかったので、なんともいえず・・・。



こんど山形屋に行ったときは、金生まんじゅうのガラス壁から

こっそり覗いてみよう。



気がつけば、この2週間、藤崎、中三、マルカン、

そして丸井今井、藤丸を弾丸のように駆けずり回り取材していた…。


どこも素晴らしいのだが、

丸井今井さんが受けてくれた事はマジで嬉しかった。


非常に大変な時期。

しかし、デパートの本を書くにあたり、

丸井今井というのは絶対に外すことが出来ない存在。


それにしても本当に親切に丁寧に、正直に取材を受けていただいた・・・。

信頼回復を心に刻みながら働く姿に感動した。

道民の開拓の歴史と共に歩んだデパートなのだから。

そんじょそこらとは違う「絆」があるのだ。

そして、存分にその絆を感じ取れる取材だった。




で、取材も佳境。

ただ1個ショックな事が。



失恋である。



本日、某県のデパートから、お断りという返事。

取材を断る理由も「上司が言ってますので・・・」と教えてくれず・・・。

今回の企画の主旨が伝わらなかったか・・・。


別に全然かまいません。

紅白だって、さんざん交渉しても出ない歌手はいるのだ。


ただ、そこにはスケジュールやポリシーなどの鮮明な理由がある。


けど、これは理由がわかんない。



本気でへこむ。


そこは小学2年の時に、宮崎からはるばる行ったデパートだった・・・。

エレベーターに1人で乗ったら、ガールさんが親切に肩に手を寄せて売り場を案内してくれた。

あの時の優しさが、美しい思い出として記憶として今でも鮮明に残っており、

それから何度も好きで好きで大好きで、

その県に行った際は必ず行ってたんだけど・・・。


やはり、デパートは買い物客以外はお断りなのか・・・。


大好きだったのに・・・。○屋。

今までありがとう。



今度行くときは、昔の彼女に偶然街で会うような、

気まずい目線を送ってしまうんだろうな。


といっても人生で一度も彼女がいないので妄想でしかないが。



あ~~~~~~~~っ!!


どうしても行けない。もう行けないな。

辛いな。振り向いてほしいな。○屋!!!!


あ~~~~~~~~っ!!



辛い、失恋って辛い。眠れない。朝5時なのに全然眠気が起こらない。


優しかったあのエレベーターガールさんの手が脳から焼きついて離れないのだ。


あの手は二度と僕に差し伸べられない・・・。




もちろん広報さんの判断だから、デパート自体は罪は全くもってない。

最高のサービスをお客さんにしているはず。





とにかく、お断りの理由を知りたくてたまらんのだ。




しかし、そんな悲しい知らせはよそに、

池袋西武も、玉川高島屋も、

そして今後、神戸の、ベッカムが「ここは日本のハロッズだ」と唸ったあの店も、

○山県のあの地元密着度最強百貨店も取材を受けてくださるので、

傷はいえると思います。





というか、こんな気持ち悪い日記を書いてるから断られるのかもしれない。




PS


念のため、デパート本は私的感情がある一方、

取材は、あくまでも仕事なので、私的感情はわきまえてるつもりでやってます。


だから、今回の事は全く気にしない事にします。






山形屋広報、マラソン大好きなS氏より、
見逃していた「県民SHOW」のDVDが届いた。

「鹿児島県民は山形屋が誇りである」というVTR。

インタビューでの、
「山形屋には正装して行くんです」という表現が素晴らしかった。


けど、実際行ってみると、どこよりも庶民的な面があるから、
「高級な店」と「ご近所の店」という
2つの顔を持てているなんで、なんて贅沢で素晴らしいんだ、と思う。
(歴史のないデパートは、どちらか1個の顔しか持てないと思う)

ただ、遠方から何時間もかけて山形屋へ来た人の乗ったバスが、
イオンSCのラッピングバスというのが皮肉か…。



僕が山形屋への表現で一番すきなのが、

ミクシィの山形屋コミュニティで見つけた表現。


「若い頃は、高級志向で山形屋は苦手だった。
 だけど、大人になるにつれて山形屋が好きになっていったんです」


年齢を重ねるにつれて、デパートの価値をわかっていく、
いい物を見極めるセンスが磨かれていく。

なんと素敵な人生なんだ。

という事で、DVDありがとうございました!


デパートと紅白バカの生活-山形屋



終わってしまった。

一番気合が入ってた怒涛の九州ツアー第2弾が終わってしまった。


井筒屋小倉店、岩田屋本店、山形屋、鶴屋百貨店。

同じ点が一つとない個性派。


井筒屋の、デパート界初の試みであろう、屋上バラ園に春を感じ、

岩田屋は博多美人広報に酔いしれ、でその後の直筆手紙に二度惚れし、

鶴屋の九州男児お二人のガイドに心酔し、

山形屋はI社長、O氏、H氏、S氏若きデパートマン達の情熱と絆に触れて・・・


とくに、山形屋の前にあるいづろ駅から、新幹線が出る中央駅への電車に乗るときに、

「この電車は中央駅には行きません!次の郡元経由に乗ってください!」と、

電車に轢かれそうになりながら走るアスリート広報・S氏の姿を見て、

急に寂しい気持ちになり、泣きそうになる自分がいたり・・・


取材旅は、楽しければ楽しいほど、精神的に辛いものです。

自信もって、自分の店舗であり職場をガイドして頂く姿を見ると、

ものすごく羨ましく思い、「今の自分はどうなんだ?」と自問してしまい辛くなります。

まさかこう思うとは想定外でした。正直辛い・・・


デパートをガイドする姿をするデパートマンの姿は、

自信に満ちていて皆輝いているのです。これ本当に。


辛いとかいって、2,3日たてばケロッとするんで大丈夫なんですが。



来週は仙台・藤崎、中三弘前店、花巻・マルカン百貨店へ参ります。

その前にメンタル面を鍛えねば。