随分前に一時帰国した時のこと。
とある袋麺が大好きで,
でもマレーシアには売っていないので,
持って帰るつもりで
ごそっとカゴに入れた。
「あら,おいしいの?それ」
と,見知らぬ人に声をかけられた。
「これがいちばん好きなんです」
と,私。
「じゃあ,私も試してみましょ」
と,おばさんもカゴに入れた。
そして,これも随分前,
迎客楼で擂茶を食べていた時のこと。
「それおいしい?」
と,中華系のおばさんに声をかけられた。
「好きなんです。これ。」
と私。
「次はそれを食べてみるわ。」
と,おばさん。
これもかなり前のこと。
とあるパン屋さんで。
私は食べたいパンがあったので,
あれこれ物色せずに,
そのパンだけをトレーにのせた。
中華系のおばさんに声をかけられた。
「それ,おいしいの?」
「私,好きなんです。」
「朝ごはんに食べる用と思ってるんだけど,
甘くない?」
「レーズンが入ってるので,ちょっと甘いです」
「そう。試してみようかしら。」
と,おばさん。
そして別の日,同じパン屋さんで,
トレーを手に,
うろうろしているインド系の男性がいた。
私はいつも買うパンを,
迷うことなくトレーにのせた。
おじさん,
「それ,おいしいの?」
と言わんばかりに私の顔をガン見。
面倒なので無反応のままレジに向かった。
チラッと振り返ったら,
おじさんもそのパンをトレーにのせていた。
そしてこれは最近,スーパーで。
お気に入りのハーブティが切れそうだったので,
2個,カゴに入れた。
どれを買おうか迷っていた中華系のおじさん,
これはおいしいのかい?
とばかりに,そのハーブティを手にとって
しばらく眺めていた。
結論。
おばさんは声をかけがち。
男性はシャイ。