『俺が雨を好きになった理由(ワケ)』 ValentineVer. | 死神猫。のブログฅ(^ •ω•*^ฅ

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穢れた黒猫又の死神猫。と愉快な仲間らのブログ。
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『俺が雨を好きになった理由(ワケ)』 ValentineVer.

登場人物★

私(俺) 高2
主人公。乙女ちゃんandちょっとオラオラ系

五十嵐 煉 高2

ウア 小4

へキリ 中1

マカニ 高2

アオ こ、高3

ハウ 小3

植草 琉伊 高2担任

Guilty 高2

Broken 高2

Coffin 大1

Under World 大1













『五十嵐 煉』

煉君はもう帰っちゃったかなぁ……?

駅に向かってみよう

私「あ……

私「れ、煉君!

煉「あ?

いつも通り不機嫌そうな顔で私を見る煉君

私「あ、あの……

煉「あんだよ?

私「きょ、今日……

煉「……バレンタイン……ってか

煉君は少し呆れた目で私を見た

私「う、受け取って下さい!!

煉「……バカじゃねぇの?

私「……ごめn

煉「渡す相手間違えてるぜ

少し照れながら煉君はぶっきらぼうに言った

私「ううん

私「間違えて無いよ

私は微笑んで言った

煉「……

煉君は黙って私のチョコレートを受け取ってくれた

私「ありがとう

私「煉君

煉「……別に

END 煉の貴重なデレを得た




『ウア』

いつもどーりの朝

いつもどーりの通学路

ただ今日違ったのは……

ウ「あ!

ウ「〇〇〇居たノー!

近所の小学生が俺に向かって走って来た事

俺「ぐぇっ!!

鳩尾は……痛てぇ……

俺「おい……鳩尾は……痛てぇよ……

ウ「チョコレートー!!

俺「聞けよ!

ウ「チョコレートなノー!

ウアは俺に小さな箱を押し付けて来た

俺「は?

俺「俺に?

ウ「ウアからの……プレゼントなノー!

俺「……貰っといてやるよ

ウ「ヤッター!

ウ「ちゃんと食べてなノー!

今日はバレンタインか……

俺「……なんか今日は良い日かもな

END 雨が作ったチョコレートのお味は……?




『へキリ』

帰り道、私はカレを探す

いつも明るいカレを……

私「何処だろう……

へ「誰が?

私「ひゃあ!?

後ろにカレが居た

へキリ君……

へ「誰捜してんだー?

へ「オレも一緒に捜すぜ?

私「そ、そうなの?あ、ありがとう

へ「???

へ「どーした?

私「う、ううん

私「なんでも無いよ

へ「今日はバレンタインとかってやつだろ?

へ「クラス中大騒ぎだったぜ

へキリ君は楽しそうに言った

私「……へキリ君は……チョコレート貰ったの?

へ「いや?

私「じゃあ……あげる

私はへキリ君にチョコレートを渡した

へ「オレに!?やった!

やっぱり明るいへキリ君……

へ「有り難く貰っとくぜ!

へ「あ、ところで捜してる奴は?

私「……居無いよ

私「もう……ね

へ「???

END へキリの意外な天然さ




『マカニ』

隣のクラスを覗いて見る

カレは机に突っ伏して眠ってる

私「どうしよう……

ウアちゃんの夢でも見てるのかな……?

私「……ちょっと羨ましい……

私「……

……どうしよう……

マ「……ふぁ〜あ……

あ、マカニ君起きた……

マ「ん?

私「え……?

目が合った……?

ど、どうしよう……

マ「〇〇〇か

マ「どうした?

マ「オレ様に用か?

焦ってたらいつの間にかマカニ君が私の近くに来て居た

私「え、えと……

マ「なんか良い匂いする

私「マ、マカニ君に……チョコレートあげる

マ「え、オレ様に?

私「う、うん

マ「……フハハハハー!!受け取るぞ!!喜んで受け取るぞ!!

私「よ、良かった

マ「ありがとうな!!

……もう少し……静かにしてくれると……

マ「お返し楽しみにしとけよ!

END マカニに渡すとそっこーバレる




『アオ』

朝、教室に入ったら何やら騒がしかった

ア「あ!

ア「やっと来ましたわ!

俺「ア、アオ先輩!?

ア「待ちくたびれましたわ!

俺「なんでアオ先輩がここに?

ア「行きますわよ!

俺「何処にだよ!?

俺はアオ先輩に手を引かれ学校の校舎裏に……

ア「手紙書いても来てくれ無いと思いましてね

ア「直接呼びに行ったのですわ!

俺「そうかよ……

ア「疲れた顔してますわね?

俺「ダレのせいだと思ってんだよ!

ア「甘い物が良いですわよ?

アオ先輩は俺の口にチョコレートを突っ込みながら言った

俺「……甘っ!

ア「貴方様の様ですわ!

アオ先輩は無邪気に笑って言った

ア「バレンタイン……ですわ!

END 地味にバカにして来る先輩




『ハウ』

俺「やっべぇ!遅刻する!

最近さみぃから布団から出るのが嫌なんだよなぁ……

俺「うわっ!水溜り凍ってやがる!

ハ「ふにゃう!

俺「は?

目の前で滑って盛大に転ぶ小学生を見てしまった

ハ「あうあう……

俺「……大丈夫か?

一瞬遅刻という字が頭を過ぎったが俺はヤツの元へ行った

ハ「あうあう……

ハ「ごめんなさいなのです……

俺「……ケガは?

ハ「大丈夫なのです!

小学生は笑って言った

が、地面に落ちてる物を見て

ハ「あ……

瞳を揺るがせた

俺「箱?軽く潰れてるな……

ハ「あうあう……

ハ「……今日はバレンタインなのです……

俺「……誰かに渡すのか?

ハ「……予定は無いのです

ハ「でも誰かに渡したくて……

俺「……なら俺が貰ってやる

ハ「あう……?

俺「美味そーじゃん

ハ「あうー!

ハ「はいなのです!

小学生は笑いながら少し潰れた箱を俺に渡して来た

俺はその箱を受け取りながら言った

俺「ホワイトデーにまたここで会おうぜ

俺「お返し持って来るからよ

ハ「はいなのです!

ハ「ボク待ってるのです!

俺は箱に付いてるタグを見て小学生の名前を知った

俺「待たな!ハウ!

ハ「はいなのです!

ハ「お兄ちゃん!

あはは……完全に遅刻だぜ……

END また会おう。この場所で




『植草 琉伊』

放課後呼び出してしまった……

琉伊先生……

人気者だから沢山のチョコレート貰ってるんだろうなぁ……

琉「ごめんなさい

琉「待たせてしてしまって

私「い、いえ!

私「あの……

琉「なんでしょう?

琉「授業で分から無い事でも有りました?

私「いえ……

私「今日……バレンタイン……なので……

琉「……なるほど

私「貰って……くれますか?

琉「お返し大変なんですよね……

私「え……?

琉「なんーんて

琉伊先生は意地悪な笑みを浮かべて言った

琉「有り難く頂きますよ

琉「〇〇〇さん

私「はい!

琉「大事に食べなくてはいけませんね

琉「愛が籠ったチョコレート

END 表の顔……?




『Guilty』

俺の応援してるバンド

Crucify(クルーシファイ)

そのボーカル&ギターのGuiltyが良く訪れるというカフェに来た

バレンタインだし居ねぇかな……?

店内には俺一人

静かだ……

Guilty「……

カランコロンとドアが鳴り、ギターを背負ったサングラスに黒マスク、イヤフォンを付けたイカニモな奴が入って来た

Guilty「いつもの

イカニモなヤツは何故か俺の隣に座ってマスターに注文をした

俺「……あの……

Guilty「なんや?

……サングラス越しに睨まれてしまった……

俺「……CrucifyのGuiltyさん……だよな?

Guilty「……せやで

Guiltyはサングラスとマスク、イヤフォンを外して言った

Guilty「なんや?

Guilty「おめーはgirlfriend〔彼女〕にでもフラれたん?

Guiltyはニマリと笑いながら言った

俺「ちげーッスよ

俺「……Guiltyさんが良く来るっつーから……

Guilty「クククッ!

Guilty「そりゃオモロイわぁ

Guiltyさんの前に珈琲が出された

Guiltyさんは一口飲んで

Guilty「Valentine〔バレンタイン〕やからpresent〔プレゼント〕やるで

俺「え?

Guilty「special〔特別〕やからな?

そう言うとGuiltyは鞄から箱を取り出して俺に渡して来た

Guilty「他ん奴にはsecret〔秘密〕やで?

ニマリと笑いながらGuiltyはギターを取り出した

END secret live




『Broken』

気が付か無かった……

下駄箱にカードが入っていたなんて……

私「もう……居無いよね……

こんな噂が有った

バンドCrucifyのBrokenさんの悪戯

下駄箱にトランプが入っていたらBrokenさんと会える……

バレンタイン限定イベント

『roof〔屋上〕で待っといてやるで』

なんてウソだと思ってた……

私「どうしよう……

一か八か……

私は屋上へ向かって走った

屋上の扉を思いっきり押した

ガタンッ!という大きな音に紛れて、しかめっ面した彼が言った

Broken「遅い

私「あ……Broken……さん……

Broken「何時間待ったと思っとるん?

Broken「他んとこ行って帰って来てもおらへんとか

Broken「喧嘩売っとるん?

Broken「買ったるで?

私「ご、ごめんなさい!

Broken「jokerが遅いとかunforeseen〔予想外〕や

私「ジョーカー……?

Broken「hand〔手〕に持っとるそれや

Broken「jokerはspecial〔特別〕なんや

私「特別……?

Broken「けどlateness〔遅刻〕やからなぁ……

意地悪な笑みを浮かべたBrokenさんは私の方へ歩いて来た

Broken「ホンマは弾き語りしてやるplan〔予定〕やったんよ

Broken「せやけど変えるわ

Broken「chocolateくれや

Brokenさんは笑顔で私の前に手を出した

私は持って居たチョコレートを渡した

私「余り物……ですが……

Broken「ホンマ生意気やなぁ

Brokenさんは私のチョコレートを受け取ると私の顔に近付いた……

Broken「penalty〔罰〕やで★

怖くて目を瞑ると頬に何か違和感を感じた

Broken「ククッ!

Broken「今日は帰るまでそのままやで

Brokenさんは楽しそうに階段を降りて行った

その後、鏡を見て知った……

私「あ……サイン……

END kissはせーへんよ?




『Coffin』

初めてのバンドの出待ち

早く来ないかな?

Coffinさん……

Coffin「お!?どーしたんスか!?

Coffinさんが建物から出て来た

私「あ、こ、Coffinさん……

私「あの……

Coffin「出待ちッスか!?俺っちも有名になったッスねぇ〜

Coffinさんはしみじみと言った

私「あの……今日はバレンタイン……なので……

Coffin「あー……

Coffin「そーゆー感じッスかぁ……

Coffin「煉ならもう帰ったッスよ?

私「あ、いえ!

私「煉君じゃ無くて……

Coffin「GuiltyかBroken?

私「い、いえ!

Coffin「あーじゃああれッスね!

Coffin「Under Worldッスね!

私「お兄ちゃんじゃ無いです!!

Coffin「え〜?

私「私、Coffinさんを待って居たんです!

Coffin「俺っちッスか!?

私「は、はい!

私「受け取って……くれますか?

Coffin「チョー嬉しいッス!!

Coffin「サンキューッス!!

Coffinさんは笑顔で私のチョコレートを受け取ると握手をしてくれた

Coffin「またライブで待ってるッスよ☆

Coffinさんはウィンクすると走って行った

私「はい!必ず!!

END バンドで一番モテ無い奴




『Under World』

バンドCrucifyのリーダーUnder World

私の近所のお兄ちゃん

今日は公園で待ち合わせ

UW「来たか、〇〇〇

私「お兄ちゃん!

UW「仕事が忙しくてな

UW「夜になっちまった

UW「すまねぇな

私「平気だよ!

UW「で、今日はどうした?

私「今日は……なんの日?

UW「バレンタイン……か

私「沢山のチョコレート貰ったの?

UW「ああ

UW「喰い切れねぇな

お兄ちゃんは笑って言った

私「……じゃあ……私n

UW「勿論くれるんだろ?

UW「チョコレート

私「う、うん!!

END お兄ちゃんはモテる












Death「『俺が雨を好きになった理由(ワケ)』ValentineVer.終わったでー

萎「……

Death「?どないしたん?

萎「……吐き気が……

Death「オレもやwww

萎「気持ち悪ぃな

Death「オレの精一杯や

萎「『Child picked up by Death 〜死神が拾った子供〜』は?

Death「明日アップするで!!

萎「おうよ