K-POPブームを考える ~アジアのポップスター ジャッキー・チェン~ | 映画のデス・ロード

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爆破と銃撃戦のある映画は面白い!
そんな作品を紹介するブログです。

K-POPブームですね!

何年か前にもKARAや東方神起が流行っていたような気がしますが、今はTWICEや防弾少年団(名前が強そう)やIZ*ONE(読めない)とかが人気らしい。

高校のクラス会で何度かカラオケに行ったんですが、女子の誰かが「TT」って歌ってました。

確かにカワイイ。

そんなわけでTWICEの曲は多少聞いたことがあるし、MVで『パルプ・フィクション』の真似をしてるのは知ってます。

なぜ『パルプ・フィクション』なのか……。

名前が強そうな防弾少年団
そのうち「散弾銃少年団」とか「手榴弾少年団」とかがデビューして、グループ存続をかけた殺し合いとかが始まるんじゃないか、と予想しています。

IZ*ONEは……読めない!
グループ名に * があるので、言っちゃいけない言葉なんですかね?

F*CK的な!


まあそんなことはどうでもいいですが、とにかくK-POPが日本だけでなく、世界中で人気なのは事実。

だが、ちょっと待ってほしい。

アジアのポップスターとして、誰か忘れてないですか?



大事な誰かを。



そう! ジャッキー・チェンだ!



K-POPや韓流がブームになる遥か前から、世界中の人びと(特にボンクラ男子)を夢中にしてきた、アジアが生んだアクションスター



「えっ? ジャッキーって俳優でしょ?」と思ったアナタ!



ジャッキー、歌も歌えるんです!

ジャッキーは、自分の映画のエンドクレジットにNGシーンを入れることで有名ですが、そこで流れる主題歌も自分で歌ってるんですよ

CDデビューはもちろん、武道館でコンサートしたり、FNS歌謡祭に出演したりもしています。

トニーは3000回愛してる。ジャッキーは3回ユーと言う。



今回は、そんな歌手としてのジャッキーの名曲を紹介しようと思います。

カラオケで歌える曲にはタイトルの前に★をつけました。

カラオケでジャッキーソングを歌えば盛り上がること間違いなし!

それじゃあいってみよう! 




鉄板曲編
★『ポリス・ストーリー/香港国際警察』


言わずと知れたジャッキーの代表作。
テレビなんかでよく流れるので、ジャッキーの存在を知らない人でも曲は聞いたことあるんじゃないですかね?

最近だと『イッテQ!』でよく流れてますね。
理由ははたぶん、ウッチャンがジャッキーに似てるからだと思います。

「男なら突き進め! 全力で戦え!」という熱いメッセージを、ジャッキーが歌い上げています。

余談ですが僕はこの曲で全国2位の成績です。


その他、バージョン違いとして秋元康が作詞した日本語訳曲『夜明けのプリマドンナ』があります。

ジャッキーが頑張って日本語で歌ってるぞ!

ちなみに秋元康のWikipediaの「作詞した楽曲」に記載されていませんでした。

AKBや坂道グループで成功し、アイドルプロデューサーというイメージが定着した秋元康の消したい過去なのかな?



★『プロジェクトA』


これもジャッキーの代表作です。
沿岸警備隊が主役の映画にあわせて、ミリタリーチックな曲調です。

運動会で流れたら勝てそうですね。

『ポリス・ストーリー』に比べてキーが低いので、少し難しいかもしれません。

機種によって、歌詞ありのバージョンと、ずっと「ラ」で歌い続けるバージョンがあります。




ちょっとディープな曲編

★『プロジェクトA2のマーチ』


『プロジェクトA』の続編のテーマ曲。

映画ではオープニングに前作のダイジェストがあるんですが、ここで流れるのがこの曲。

前作のダイジェストと本編とで、これを観るとなんかお得な気分になるんですよね。

エンドクレジットでも流れるんですが、ジャッキー映画恒例のNGシーンが流れる左上に、レコーディング中のジャッキーの姿がワイプで流れます




このジャッキーを完コピしたらウケる……いや、無理か!

この曲の間奏って、中日ドラゴンズの応援歌『燃えよドラゴンズ!』の前奏と似てるよね。

燃えよドラゴンズー!



★『謎』


『ポリス・ストーリー3』のテーマ曲。

この曲はカラオケのリモコンの日本語検索画面ではヒットしないので、中国語検索画面をひらき、頭文字検索で「C」を入力。するとジャッキー・チェンの中国語表記である「成龍」がヒットするのでそれをタッチして予約してください。

検索画面は中国語だけど歌詞にはちゃんとカタカナで読み方がわかるようになってるので安心してください。



『我要沖霄』



『ポリス・ストーリー2』のテーマ曲。
前作の曲をアレンジした前奏がカッコいい。



『プロジェクト・イーグル』主題歌


中東っぽいサウンドが楽しいこの曲ですが、タイトルがわからないんですよね……。

けっこういいこと歌ってます。



番外編
ジャッキー以外が歌う曲



ジャッキー映画でも、ジャッキー以外の歌手が歌う曲が使われたり、日本版主題歌が作られたりしています。

ここからはジャッキー以外が歌うジャッキー映画ソングを紹介していきます。



★『拳法混乱』

僕のお気に入りの四字熟語は「殺気参上」です。

日本で最初に公開されたジャッキー映画『酔拳』の日本オリジナル主題歌。

最初の四字熟語を含め、全体的に何を言いたい歌なのかわかんないけど、強そうなのは伝わってくる!



★『デンジャラス・アイズ』
まずは聴いてくれ!


「これ、『スカイ・ハイ』のパクリだろ!」と誰もが思うキャッチーなイントロがクセになる『蛇鶴八拳』の日本版主題歌。

ちなみに『スカイ・ハイ』もジミー・ウォング主演の同名映画のために作られた曲です。

日本語訳を知ってビックリ! まさかの失恋ソング!

パクリと言われるのを恐れたのか、作詞者、作曲者は不明。
カラオケのアーティスト欄には「蛇鶴八拳」と、映画のタイトルが入力されています。



『暴風女神 Lorelei』


ジャッキーが頭蓋骨陥没の大ケガをした映画『サンダーアーム/龍兄虎弟』のエンドクレジットで使われた曲のひとつ。

この映画のエンドクレジットは数バージョンあり、それぞれ別の曲が使われているが、僕のお気に入りはこの曲。

歌うのはこの映画でジャッキーと共演もしているアラン・タム。



★『幸運序曲~大福星のテーマ~』


『香港発活劇エクスプレス 大福星』のテーマ曲。
この映画は、ジャッキーが日本で大暴れするタイトル通り「活劇エクスプレス」な作品です。

オープニング、富士急ハイランドでのアクションはスゴい!

アラレちゃんの着ぐるみで戦うジャッキーってのも時代を感じますね……。

と、こんな感じで紹介してきましたが、ジャッキーの名曲は他にもたくさんありますよ。



小田和正が作曲、編曲、プロデュースを担当した『我明白你』(日本語訳タイトル『君という人』)というのもあります。


ジャッキーファンにも小田和正ファンにもあまり知られていない曲ですが、このコラボはスゴいですね。

詳しいことはわかりませんが、作曲依頼をうけた時、小田和正は「オフコース!」って言って引き受けたんでしょうね!



というわけで、歌手ジャッキー・チェンの魅力を少しはわかっていただけたでしょうか?

クラス会のカラオケで女の子がTWICEを歌い出したらチャンス!

『ポリス・ストーリー』を歌おう!

TWICEと同じようにジャッキーもMVで踊ってるし!

ダンスというよりカンフーの演武だな!