アベンジャーズのあり方をめぐってケンカしたキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)とアイアンマン(トニー・スターク)。
トニーとスティーブは仲直りせず、2人のケンカに巻き込まれたアベンジャーズのメンバーも逮捕されたり、ケガしたりとバラバラの状態のまま『シビル・ウォー』は終わった。
あれから2年。
『インフィニティ・ウォー』はもっと悲惨な終わり方だった。
宇宙に散らばった6つのインフィニティ・ストーンを集め、人口を半分にしようと考えるサノス。
サノスはインフィニティ・ストーンを探しに軍隊を率いて地球に攻めてきた!
アイアンマンたちはサノスの故郷に向かい、サノスと戦うが、敗北。
キャプテン・アメリカたちも地球でサノスと戦うが、敗北。
6つのインフィニティ・ストーンを集めたサノスは指パッチンで計画通り人口を半分にし、アベンジャーズのメンバーの多くが塵となって消えた。
ここで『インフィニティ・ウォー』終了!!
『エンドゲーム』は、『インフィニティ・ウォー』に登場しなかったホークアイから始まる。
ここから先は『エンドゲーム』のネタバレがありますので、注意してください。
だけど、本編を観て驚いてほしい部分については触れていませんので、映画館でぜひ観てください。
2018年
『シビル・ウォー』の一件で、自宅軟禁中のホークアイ。
家族と楽しく過ごしていたが、サノスの指パッチンにより、ホークアイ以外の家族(妻、2人の息子、娘)が消える。
そして舞台は宇宙へ。
『インフィニティ・ウォー』のラストで宇宙に取り残され、食料も酸素も尽きかけてもう長くは生きられそうもないトニーとネビュラ。
2人の前に明るい光が!!
やって来たのはキャプテン・マーベル!!
トニーの乗った宇宙船ごと地球のアベンジャーズ基地に連れ戻す。
サノスのせいで人口が半分になったことを知ったキャプテン・マーベルは「よし! サノスをブッ殺そう!」とアベンジャーズメンバーを説得。
一方サノスは田舎の惑星での隠居生活をエンジョイしていた。
家で晩ごはんを作っていたサノスのもとへアベンジャーズが殴り込み!!
いきなりサノス家をブチ壊してやって来たアベンジャーズメンバーは、サノスを羽交い締めにし、「インフィニティ・ストーンはどこだ!」と問い詰める。
すると、サノスはストーンを破壊したと答えた。
人口を半分にする自分の計画が達成されたので、ストーンを持ってる意味がなくなったので破壊したらしい。
怒った雷神ソーは武器(ストームブレイカー)でサノスの首をぶった斬る。
5年後(2023年)
インフィニティ・ストーンがなくなった今、消えた半分の人口はもう戻ってこない。
そこへ量子世界に取り残されていたアントマンがやって来る(詳しいことは『アントマン&ワスプ』で)。
量子世界ならタイムトラベルができることに気づいたスティーブたちは、インフィニティ・ストーンがサノスの手に渡る前に6つ集めるという作戦をたてる。
早速アベンジャーズのメンバーを集めるスティーブ。
しかし、メンバーは5年の間にいろいろと変化していた。
日本でヤクザ退治をするホークアイ。
(このシーンは『リトルトウキョー殺人課』みたいで良かった)
デブデブの引きこもりとなったソー。
サノスの首をぶった斬ったストームブレイカーも、今ではビールの栓抜きとしてしか使い道はなかった。
体はハルク、頭脳はバナー。
ファミレスでキッズと写真を撮る、気のいいおじさんとなったブルース・バナー博士。
ハルクと写真を撮るときは「グリーン」と言おう!
アントマンとも一緒に撮ろう!!
娘と一緒にログハウスで家族団らんの生活を送るトニー。
今の幸せな生活を壊したくないし、第一、タイムトラベルとか無理だろ! と思っていたトニーだったが、意外とあっさりタイムマシンを開発。
スティーブたちの計画したインフィニティ・ストーン回収作戦に参戦。
ここでキャプテン・アメリカとやっと仲直りをするんですが、どうやって仲直りしたのかは、ぜひ観てください。泣けます。
その他のメンバーも全員集合し、同じスーツで団結力を強め、キャプテン・アメリカの演説で士気を高めたアベンジャーズのメンバーは3グループに分かれて、それぞれ別の時代に向かい、インフィニティ・ストーン回収作戦が始まった!!
ここでアベンジャーズメンバーが行った時代が、MCUファンを大興奮させるので、ぜひ観てほしい。
なんだかんだで6つのストーンを集め、もとの時代(2023年)に戻ってきたアベンジャーズ。
トニーが開発したガントレットをはめたハルクが指パッチンをして、消えた半分の人口をもとに戻した!!
しかし、アベンジャーズの計画に気づいた過去のサノスが、軍隊を引き連れ2023年にやって来た。
サノスの宇宙船の集中砲火によりアベンジャーズ基地が崩壊。
瓦礫のなかから立ち上がり、サノスに立ち向かうアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー。
しかし、この3人でもサノスには敵わない。
ソーのハンマーが吹き飛ばされ、アベンジャーズ絶体絶命のピンチ……。
ここから先は自分で観てくれ!!
ちなみに僕は、公開初日の初回上映で観たオタクおじさん2人がここから先の展開を、まだ観ていない僕の後ろでベラベラしゃべってるのを聞いてしまったので、ネタバレをくらった状態で観たんですが、カッコよすぎて泣きました。
ネタバレで展開がわかっていても、観客を興奮させる最高の展開が待っています。
『エンドゲーム』公開時、『名探偵コナン 紺青の拳』とコラボした予告が公開されていました。
"見た目は子供、頭脳は大人"なコナンくんと"見た目はハルク、頭脳はバナー"なブルース・バナー博士。
この2人のキャラが被っていることが2作品がコラボした本当の理由なんじゃないかと思います。
このあと公開予定の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』も楽しみですね!
これまでいろんな場面でネタバレしまくってたトム・ホランドくんがネタバレ警告するっていうのには説得力がありますね!
日本は6月28日公開。
世界最速公開らしいです。
ニック・フューリーに夏休みを支配される前に観に行こう!