一級魔法使い試験 | DEATH之光

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実は先週一週間ほど、某専門資格を得るために出張に行っておった。今ちょうどフリーレンが一級魔法使い試験を受けている頃であり、まあそのようなものと思って差し支えない。この資格はどっちかというと独立に備えた若い魔法使いが取る感じのものであり、実際会場でもわらわの年代はパッとみた限りわらわくらいしかいなくて、お前その年まで何やってんたんだと言われても今までその資格がなくて困ったことはないけども今回所属組織から取れと言われたので行ってきたという話である。受講費用や宿泊費も出るんで。


出張先は東京ではあるのじゃが23区内ではなくもっと山の中で羽田からバスで2時間くらいであった。仮にその都市をオイサースト市としておこう。オイサースト市について調べると今わらわが居住している都市と人口も大した変わりなく、大学が周辺にいっぱいあるので学術都市のようなもんか。魔法で運行していると思われる変なモノレールも通っておった。


研修は一週間朝の9時から夜7時までビッチリで、途中大雪になりJRが止まりまくったがその程度では全く中止にならず来れない者は容赦無く不合格になる。そのくらいは魔法でどうにかしろということじゃろう。途中には実習的なものもあり、片足で立っている者に途中で目をつぶらせるとフラフラになって立っていられなくなる魔法などを実践した。


ホテルは旅行会社に任せた。受験シーズンなので「ガンバレ受験生」ポスターが貼ってあり、朝食バイキングも半分くらいがプチケーキとかワッフルなどのスイーツでまあ受験生の宿という感じである。実習場所はホテルからはJRを乗り換えしないと行けない場所にあり、最初はまあ最悪歩いていけばいいだろと考えていたのじゃが、スマホで位置を測定したところ徒歩で90分かかると言われ、さらに地面が雪でベチャベチャなので諦めた。こりゃ北海道よりキツイな。北海道の雪は雪解け期にならないとここまで酷いベチャベチャにはならない。スノトレではベチャベチャの雪が靴に入ってくるので「長靴」が必要。


毎日研修が終わるのが7時で、ホテルに帰ってくるのは8時くらいになる。しかし一日中ほぼ座っているのも血栓ができる気がして何か運動できるところを探すと、うまい具合にホテルの真ん前にJOYFITがあった。スマホですぐ入会できて退会するのもすぐというアプリを入れ、そのアプリを使ってジムの中に入る。中にはスタッフはおらずなんでもセルフでやれということなのでトレッドミルで60分ほど走る。

利用者は他にも結構いて、24時間営業なので仕事の帰りとかにちょっと運動するのにいい感じだった。東京だからトレーニングウエアだけでホテルから行けるじゃろうと思ったがそれはちょっと寒い。風が冷たい。-5℃くらいじゃろうが東京の寒さは北海道とちがう。北海道なら-20℃でも普通にトレーニングウエアで外に行ける。


何日か走るとやはり体が痛くなり、ホテルのシャワーでは満足できなくなり、ちょっと大きな風呂に入りたいなと思う。温泉とまで贅沢なことは言わないがスーパー銭湯くらいないかな、と検索すると近くに「スーパーじゃない銭湯」があった。いいかも。ふつうの銭湯なんて学生の頃以来行ってないわ。風呂上がりにカツゲンを飲もう。


最近の銭湯はタオルもレンタルできるのでボディブラシ着替えの下着だけ持って行く。靴箱の鍵とレンタルタオルを交換するスタイルで中に入る。室内の浴槽が2つと露天が一つ、それとサウナがある。まずは洗い場で体を洗い、サウナへ。注意書きがある。「物をおいての場所取り禁止」ああ、銭湯は色々ルールが細かいのであった。ボディブラシを洗い場に置いてきてしまったのでロッカーにしまいに行く。


再びサウナに入る。あっ。もう一つの銭湯の特徴を思い出した。普通の銭湯は「タトゥー禁止」では「ない」ので、スーパー銭湯や温泉に入れない方々が自然と集まってくるのであった。ノンタトゥーがわらわ1なのに対してタトゥーが4で4倍である。会話も自然に聞こえてくるのじゃがまあそんな大した話はしてない。そういや学生の時もサウナで話してたなあ。札幌はもっと物騒で「この前××でカチコミ入れたらあいつ逃げやがったわ」という...またアメブロにBANされそうだからこういう話はやめておこう。


ちょっと考えたのじゃが、タトゥーの人たちにも嫁さんとか彼女とかいるよな。その人たちはこの時女湯に入ってるわけで、今トランスの女湯問題とかあるじゃろ。女湯でそういうトラブルがあった場合、彼女とか嫁とかのパートナーである方々がやって来て問題をお詰めになるのではないのかね。したがってそういう問題は一般の銭湯では起きにくく安全なのではないかと思ったりもした。

この銭湯の近くには角打ちもあったりして、まあなんだかんだで色々楽しめたっちゃ楽しめた感じ。疲れたけど。


出張前に作っといた曲に家でシュタルクしていた長官が動画をつけてくれました。
今回は作詞も長官。