父が死んだ時
わたしは中学三年生。
今思えばしっかりした年齢だったはず。
父親の病気や死ぬということ、
もっともっと理解してよかったはず。
なのにわたしは理解しようとしなかった。
逃げていた。
考えないようにしていた。
たぶん。
母も父の状態について
深くは説明しなかった。
なぜだろう。
死について口に出すと
それが現実化してしまうから?
まさか、死ぬなんて思ってなかったから?
あの時もっともっと話をしてくれていたら
わたしは最後の時間を
もっともっと濃厚に過ごせたんじゃ
ないのかな?
そこに後悔が残る。
いま配偶者や大事な方に
死が迫っている方、
自分も含めて悔いのない時間を
過ごしきれるように
子供だから、、、と考えないで
しっかりと説明してほしい。
そのときはしんどいけど
あと生きていく何十年も
後悔が胸のシコリになるほうが
よっぽど辛い。