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 ホンダは5日、自動車レースの最高峰、F1世界選手権シリーズから2008年限りで撤退すると発表した。金融危機を受けた世界的な景気低迷で市場環境は急速に悪化しており、将来に向けた環境関連投資などへ経営資源を集中的に配分することにした。
 ホンダは1964年のF1初参加以来、参戦と撤退を繰り返してきた。2000年以降の第3期では、06年に1勝を挙げたものの好成績は残せず、ブランドと技術のPR効果も十分に発揮できなかった。このため、福井威夫社長は「撤退は悔しいし残念だが、それほど自動車産業を取り巻く環境は厳しい」と説明した。
 同社は業績悪化を受けて経費の見直しを進めた結果、チーム運営など年度予算が400億―600億円規模とみられるF1活動が削減対象となった。一方、チームについては今後、売却交渉を進める方針だが、難航が予想される。 

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