http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081121-00000103-san-int
【ニューヨーク=長戸雅子】金融危機や景気低迷で個人消費の落ち込みが予測される中、世界有数の繁華街・米ニューヨーク市の五番街にも影響が出始めている。19日付のニューヨーク・タイムズ紙は「五番街でバーゲン品買いあさり」との見出しで、これまで五番街にはあまり見られなかったセールの張り紙が最近、目立つようになったと伝えた。
ロックフェラーセンター近くにある宝石店のショーウインドーには確かに「70%オフ」の張り紙があり、ダイヤモンドをあしらった980ドル(約9万3000円)のネックレスは285ドル(約2万7000円)にまで下がっていた。
カルティエ、ティファニー、フェラガモなどの高級ブランド店にはさすがに「セール」や「割引」の張り紙はないものの、限定した顧客だけを対象にしたセールや店内に入ってきた客に店員が割引を知らせる“秘密セール”を行うところもあるという。
同紙は「伝統的にセールとは無関係だった五番街」が景気低迷の影響で「米国のどこにでもある(ショッピング)モールのようになってきており、かつての独自性は失われている」と嘆くアナリストの言葉を掲載した。
米国では、11月の第4木曜日の感謝祭の翌日から各小売店が値下げを行い、目玉商品を販売する「年末商戦」が本格化するが、景気悪化が懸念される今年は値下げを前倒しする傾向が目立っている。米調査会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は今年の年末商戦の売上高は前年同期比2%減の約2500億ドル(約23兆7500億円)と過去10年間で初めてマイナスに転じる可能性を予測している。
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