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 大手銀行6グループの08年9月中間連結決算が18日出そろった。最終(当期)利益は6グループ合計で3983億円と、前年同期(9478億円)から58.0%減と大幅に落ち込み、04年9月期以来4年ぶりの低水準にとどまった。不良債権処理の費用(傘下銀行合算ベース)が計7220億円と前年同期の約1.9倍に急増し、株価急落に伴う保有株式の損失処理も計2944億円(同)を計上。米国発の金融危機による景気後退と市場の混乱が業績を直撃した。

 全6グループが最終減益となり、全体では2年連続の減益。6グループは当初、前年同期を上回る計9550億円の最終利益を見込んだが、結局は予想の約4割に終わった。

 09年3月期決算の業績予想も全6グループが下方修正し、最終利益の合計は前期比で約5割減の9300億円と3年連続の減益となる見込み。不良債権の処理費用は合計で1兆2520億円と05年3月期以来、4年ぶりの高水準となる見通し。10月以降に金融危機の影響が深刻化し、景気が後退色を強め、株安も進んだためで、経営がさらに厳しさを増すのは必至だ。

 08年9月中間決算の不良債権処理費用は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が前年同期比1.7倍の2302億円、三井住友FGが約2倍の2241億円、みずほFGが約2.4倍の1304億円に膨らんだ。融資先の倒産増加に加え、9月に破綻(はたん)した米証券大手リーマン・ブラザーズ向け債権の焦げ付きも響いた。

 また、保有株式の損失は三菱UFJが1403億円、みずほが955億円、三井住友が220億円に上った。本業のもうけを示す業務純益(傘下銀行合算ベース)も株価低迷による投資信託の販売不振などが響き、6グループ合計で前年同期比13%減の1兆4241億円にとどまった。

 09年3月期決算の不良債権処理費用は三菱UFJが4500億円、三井住友が3700億円、みずほが2350億円を見込み、保有株の損失も拡大する見通しだ。【大場伸也】

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