微妙な表情のテヒ
「お前が作ったのか?」
「ええ、おばさんが出かけたから」
「味は保証できない。でも、全部食べて!」
「作るのに3時間もかかったの」
「どう?」
「うまい」
「よかった」
『チャ・スヨンとファン・テボム』
「愛してる?答えて!」
「私を愛してる?二度と傷つけられたくない」
「努力します」
「スヨンさん、身重の体で何をする」
「努力しないで!頼んでないわ!その言葉を聞くと腹が立つ」
「努力して愛せる?」
ここの部分だけ文字起こししてしまうと、テボムが悪い奴に感じてしまうかもしれませんが、もともとは、上司と部下の関係の宴席後の、一夜限りの過ちで妊娠。
当初、スヨンチーム長は結婚を望み、テボム記者は記憶がないと消極的。
この一夜の前までは、お互いにスクープを狙うライバル関係でもあり、またテボムも元カノへの思いが残っていたため、スヨンが強く愛情を求めるのも、ちょっと酷かも。
テボムの「努力します」は、無理しているというよりも心の整理など、そういう経緯から・・・・。
そのため、妥協の産物として、1年間の猶予を持った契約結婚に至ったはずが・・・・。
「沸いた。入れて。割らないで、そのまま!」
「割ったほうが食べやすい」
「ダメなの。そのままのほうが麺に腰が出る。農場で何度も作って食べたの」
「卵は最後に入れる。最初から入れると汁が濁る」
「スープはパラパラと」
「パラパラ? パラパラ。 できた! うれしい?」
「とても」
「車の中に何でもあるのね?」
「1人で出かけやすいだろ」
「1人で?寂しいのに。これからは必ず私と!」