「元気だった?」
「はい。
元気でした?」
「イマイチだ」

「実は私もイマイチだった。もう平気?」
「平気だ」



「あの日はすまなかった」

「いいえ、怒って当然だわ」
「会ったの?」
「いや」




「寒くない?冷めたけど」
「いただきます」

「怒ってる?」
「いいえ」

「今朝は・・・」



「キムPD着きました?もう門の前に?
いいえ私が行きます。そこにいて」
「お客さんが来たからお先に」



「行くな!会うな!あいつに会うのが嫌だ。会ってほしくない」
「電話するのも、あいつに笑顔を見せるのも嫌だ」
「ジャウン、俺はお前のせいでバカな男になっていく」
「何度も同じ過ちを犯し、謝罪を繰り返す。“すまない、二度としない”と」
「だけど、たぶん俺は、また同じ過ちを犯す」
「だから、会うな。お前との約束は守れない」
「お前に対する感情を整理できなかった」
「ジャウン、  俺は・・・  おまえが、    今でも好きだ」



「はい 行きます」
 (でも、テヒには意味不明?)

ジャウンが、にやけています



第36話の中のおもしろいシーン、座った瞬間、何の躊躇もなく一気に



ジャウンの告白



わかっていながら、嫌味なキム・ジェハPD


「話そう、少しでいい、話そうって」
「放して、こんな人だったとは」


「俺がどんな人だと?」
「暴力的で、心が狭くて幼稚で、自分勝手だわ」

「誰のせいで、こうなったと?」



「お前、あれは何だ。“はい 行きます” あの意味は?」
「俺は必死の思いで告白したんだ。意味の分かる返事をすべきだろ」
「なぜ悩ませるんだ。俺は、はっきり言われないと分からない」
「比喩も何も分からない。だから答えろ。もう悩みたくない」
「覚悟はできた。答えろ!覚悟したから。言えよ!言ってくれ」



「分からない?なぜ私が農場に戻ったか」
「死ぬほど憎いおばさんを、なぜ許したか」
「おばさんを許して戻らないと、テヒさんに会えないでしょ」
「言葉にしないと分からない?会いたくて死にそうだった」
「1日に何度も駆けつけたくて声を聞きたくて、コーヒーを頼みたい」
「おばさんを憎んでたら、農場を売ったら無理・・・




第36話、ステキなラストシーンです。
余韻が残ります・・・・

ちなみに、最初の方に「会ったの?」ってセリフがありますが、相手はテヒの産みの親です。
テヒとジェハはその同じ母親から生まれ、そして最近亡くなったことを、お互いに知っていますが、ジャウンはまだこの時、その事実を知りません。