One Love Ⅲ 第36話 | しおりの妄想小説 ~嵐~

しおりの妄想小説 ~嵐~

大好きな嵐さんの妄想小説を書いています。






潤くんの口からちゃんと聞きたかった…






一分一秒でも早く会いたくて…






玄関に座って、いつ帰ってくるかもわからない潤くんを待ってた…






ガチャ…






潤くんの顔を見ただけで涙が溢れて…






「お帰り…」






ちゃんと帰って来てくれたことだけで、十分嬉しかった…






『彩…?ちゃんと話そう…?』






潤くんはそう言った…






「私…杏奈さんのこと知ってるの。美羽ちゃん…入院してるんだよね…?」


『そっか…彩の保育園だったもんな…』


「杏奈さん…潤くんの忘れられない大切な人なんだよね…?」






潤くんは杏奈さんとの過去を話してくれた…






『今は…ほっとけないんだ…アイツの傍には誰もいないからさ…』


「そっか…グスン…」


『…………ごめん』


「潤くん優しいもんね…潤くんのそういうトコ好きだから…」


『…………………』


「杏奈さんのこと、今でも好きなの…?」


『…………わかんねぇ』



「そっか…グスン…」


『ごめん…』


「やだな…潤くん正直すぎるよ…。じゃあ…もう…終わりにしよっか…?」


『ちょっ!待てよ!何でそんな話になんだよ…!!』


「だって…いくら7万人幸せにしちゃう潤くんでも、私と杏奈さん…どっちも幸せになんて出来ないでしょ…?そんなのズルイよ…」


『………………』


「私…そんなにいい子じゃないから…ずっと潤くんの心の中にいる杏奈さんに嫉妬してる…。毎年この時期になると寝言で杏奈さんを呼んでるの…隣でしっかり聞いてるんだから…。私との約束破って杏奈さんといたのも…助手席に乗せたのも…さっきまで杏奈さんの部屋にいたのも…」


『ごめん…』


「全部嫌なの…」


『ごめん…でも…!彩と別れるとかありえねーから…』


「ズルイよ…潤くんはどうしたいの…?」


『……………』


「ちゃんと…言ってくれると思ってた…杏奈さんに恋愛感情はないって…そしたら私…」


『ごめん…』


「もういいよ…」






私は立ち上がり、玄関へ向かった…






いつもなら…






『ちょっ!待てよ!!』って追い掛けてくれるのに…






今日は…






それはないの…?






本当にこれで終わりなの…?






やっぱり涙が溢れて…






私は泣きながら部屋を後にした…