夢現 〜プロローグ〜 | dearsnoopy1203hinokiのブログ

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徒然なるままに

完全妄想 逆ハーレム…です(笑)

…。 もしかしたら…。 長編…⁈


「…っ…、ふっ……」
 トンッと壁に押し付けられてしまった。
「こんなに震えて……。お前の細い身体じゃ男の腕一本振り解けやしない。なのに男はみんな知謀策略めぐらせてお前を手に入れたがる」
「そ…んな…っ!」
「わかっていないのはお前だけだ」
「い…やぁ…っ…」
「約束だろ⁈俺にだけは震えないと…。他のどんな男を拒絶してもいい。だが、俺だけは…受け容れろ…!」
「あっ……、う…っ…ん!」
 首筋を辿る男の甘やかな唇が私の感覚を一層煽り、自分でもこの震えが異性という生物的な者に対する本能からくるものなのか、またはこの男だから生まれてしまうのか…。もうそんな判断はとっくにつけられなくなっていた。
 男の腕が私の腰を引き寄せ互いの身体が密着する。
 ビクっと大きく身を震わせ無意識のうちに腕を伸ばし男の厚い胸板を押しのけようとした。しかし男のもう片方の腕がそれを許さない。
 私の左手首を捉えられ、そのままするりと指を絡め取られてしまう。
「お前のそういった反応でさえ男はそそられる。気をつけた方がいい」
「なっ…!」
 耳朶近くで零れる吐息混じりの低い声。華奢な指を大事そうに絡めるものの、男は容赦無く壁へと縫い止めた。背中に回った優しく撫でるが、どうしたらいいのかこの状態のわからなさに軽いパニックになっていた。
 この震えが止まる訳も無い。
「お前の震えが止まるまで、今夜はお前を解放するつもりはない…」
「…いゃぁ……!」