人生には大きな転機が三度訪れると言われています
宿曜占星術でも 28年に一度 ”命” ”胎” ”業”の転機の年が訪れます
”命” ”胎” ”業”はそれぞれ9年ごとにやってきます
例えば今年自分の宿が”命”だった場合
翌年から数えて9年後に”胎” 更に18年後に”業”の年が訪れます
次の”命”は今年の命から数えて28年目に巡ってきます
同じように”胎”も”業”も28年ごとに訪れます
大転機には変化が起こりやすいと言われています
自分を取り巻く世界に
とても分かりやすい形で大きな変化が起こる人もいれば
ゆっくりと変化が起こり
2,3年経って振り返ってから
「そう言えば あの年がターニングポイントだったなぁ」と気付く場合もあります
例えば 大転機の年になんとなく趣味で始めたことが
2,3年後に使命のようになっていたり
仕事として大成功していたり
未来を大きく動かすきっかけになっていたりするのです
占星術と言うのは
天に広がる大宇宙と人間と言う小宇宙は
同じ法則で動いているという考えからきています
西洋占星術の12星座は 皆さんもなじみが深いかと思います
宿曜占星術にも12宮と言う星座がホロスコープの外側を取り巻いていますが
宿曜占星術は月の動きをベースにし27宿で天体を分けています
潮の満干をコントロールする月の引力が
地球に生きる動植物や人間の心身にも影響を与えているということを
宿曜占星術を編み出した昔の人も感じていたのでしょう
北極星を神格化した神 ”妙見菩薩”は
天では不動の星として、「帝王の星」として頼られ
人間の運命を司るとされていました
古代の人々の天空への憧れは
生きていることの神秘と結びつき
占星術を編み出すことに繋がりました
天空の星々に宿る霊力を信じ
自分の運命を星に託していたほどでした
自分の人生を振り返り
過去の転機の年に当てはめてみると
私も宇宙のサイクルの中にいることを感じます
私の中に宿る月にも満ち欠けがあるのです
大宇宙の中では 微かな存在かもしれませんが
それでも想うのです
どれほどの悲しい出来事があったとしても
月のように静かに
星のようにキラキラと輝いていたいと
私も宇宙の一部