自立 | Dear Moon

Dear Moon

運命の神秘、宇宙の神秘、
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スピリチュアルな癒しの言葉をお贈りいたします。


星野道夫の「アラスカ永遠なる生命」と言う本の中に

「ジリスの自立」と言うエッセイがあります


なるほど なるほど・・・と

ちょっと微笑みの零れる物語です





アラスカのマッキンレー国立公園での出来事


ある年のこと、奇妙な立て札が立った。

何故、奇妙かというと、

その立て札はわずか10センチほどの低さで、

身体を曲げてわざわざのぞき込まない限り見えないのだ。


その内容は「ジリスたちよ!」で始まる。

ジリスたちへの警告だったのだ。


「‥‥おまえたちは、そうやって人間から餌をもらってばかりいると、

だんだん体重が増え、動きも鈍くなり、

いつの日かイヌワシやクマの餌になってしまうんだろう‥‥」


私は笑ってしまった。

何だろうと思ってサインを読む観光客も苦笑いを浮かべている。


「アラスカ永遠なる生命」より




ただ「動物に餌をあげないでください」と書いても

なかなか難しいようで

動物目線で警告を発することで

言葉に力を持たせ

人間たちに警告をしているのです

星野道夫さん 画像お借りしました

 

 



動物も人間も自立することはとても大切なのですよね

 

 

他人やギャンブル アルコールや薬物・・・

 

 

誰かや何かに依存していては成長は出来ません

 

 

浸りきってしまうと自力で生きて行く気力も失ってしまうのかもしれません


少しずつでもいいから強くなって


しっかりと自分の人生を歩んで行きたいものです




人生は短い


いくつになっても諦めることなく


魂を成長させていたいと想います



今日も愛溢れる一日でありますように・・・