出来るだけ感情の外側にいようとすると
瞬間瞬間が過去になって物凄いスピードで遠ざかってゆく
記憶のない時間がどんどん堆積し
部屋が埋め尽くされ
僅かに残された空間に
私の悲しみをすべて引き受けて吸収してくれる繭玉のような光が浮かんでいる
静寂の中に寂しそうにぼんやりと浮かぶ光をそっと撫でると
優しい光を滲ませ温めてくれる
時計が合っているかどうか
何度も確かめてしまう
狂っているのは時計ではなく私なのに・・・
静けさの中で 時計はいつもと変わらず動き
私は心のほとりに佇み
記憶のない時間の中にいる
光る繭玉を愛おしく抱きしめて
「今マリさんがどんな想いでいるのか考えます」
思いやり溢れる優しいメッセージ
ありがとうございます
心を正確に言葉で表現するのはとても難しいですね
感情は留まることなく心の中を通り過ぎてゆくもの
過ぎて行く感情を追いかけなければ
また次の感情が訪れます
次に訪れる感情が 楽しい感情 喜びの感情
美しい感情であるように
不安や恐れ 苦しみ 痛み・・・負の感情を遠ざけるためにも
ひとつだけ
悲しむことだけは許しています
今日も愛溢れる一日でありますように・・・