マチルダ 「大人になっても、人生はつらい?」
レオン 「つらいさ」
子どものころ一番欲しかったものは ”何があっても絶対に傷つかない心”でした
大人になったら みんな強くなって
いつかそんな心を手に入れられるんじゃないかって
そう思っていました
でも 大人になった今
相変わらず心は傷ついて 涙を流して・・・
でも ひとつだけ気付くことが出来たのかな
”時間”と言う魔法があることを
時間は心の傷を癒し 痛みを取り
心に傷跡は残るけれど
でも いつか その傷跡も春の陽だまりのような優しさに変えてくれる
朝 カーテンを開き 太陽の温かい光を頬に感じられたら
そして
今この瞬間に ささやかでも愛を感じることが出来るならば
いつの間にか 心の傷跡は尊いものへと変わり 支えとなってくれていたのでしょう
そんな風にして
ゆっくりと
ゆっくりと
心は強くなって行くのかな・・・
そう感じます
「決して君を独りにはさせない」
レオンがマチルダに贈った”お別れ”の言葉
時間軸を越えた 永遠の今にあり続ける言葉のように感じます
今日も美しい一日でありますように・・・