…小林製薬の例のアレ。
検出された未知の成分の一つが【プベルル酸】とな。
…7員環の…カルボン酸がついてる…アレだよ…。
他にも意図しない成分が検出されたそうですが、その化合物名も
是非明らかにしていただきたいものですな。
で、その意図しない成分がどこで混入するんだい?と、
気になったのでちょい調べてみた。
ちなみに参考にしたのはここに出ていたチャート。
そのチャートの中の3番→4番のところ。
培養(発酵)→乾燥・粉砕
…なんだけど、マジで?精製とか皆無なん?そのまま?
ちゃんと成分チェックとかしてました?
だって、この段階で何かが混入(コンタミ)しちゃったら
取り返しつきませんぜダンナ。
…うん、まあ、そこが食品と医薬品との違いか…。
…とはいえ、この記事を読む限りでは、小林製薬は紅麹の発酵については
実はそこまで詳しくなかった疑惑。
ちゃんとグンゼから職人さんも連れてきてます?
そしてその方は現在も機能して(?)ます?
その昔は、培養液の中から薬理成分…薬理活性を持つ化合物を
精製・単離して、その構造を明らかにする事を生業としていた人間としては、
いろいろ気になりますわなぁ!
(そして、それが新規の化合物であればそれをネタにして論文を書く…。)
まあ、食品の着色目的にせよ、うまみ成分のためにせよ、
紅麹って結構な割合で食品に入っているからちょっと不安になるのよねぇ…。
多分、麹とか色素そのものについては問題は無いと思ってはいるんだけど!