夢の中で、上向きで寝たまま金縛りのように動けなかった。
助けてーって叫んでたような気もする。
動けなくしているのは、他界した父と施設にいる母だということに夢の中では理解していた。
実際に押さえつけられていたわけでもなく、姿も見えない。
ふと声が頭の上、少し後方から聞こえて目が覚めた。
”くらーい、くらーい”
男性の声で、アナウンサーのようにはっきりとした発声で、少し高音だった。
私は手をお腹の上でしっかりと組み直立不動で寝ていた。
こういう寝姿は金縛りになりやすいらしい。
実家は誰も住んでないため、時々妹が行ってはいるけど、仏壇を開けているかは定かではない。
”くらーい”は仏壇なのか?
そんなことを考えていたら、突然彼から電話が。
電話なんてめったにないので(@_@)びっくり。
たまたま仕事で外に出ていたからだそうだ。
この機会に今朝の夢の話を聞いてもらった。
とんとん話が進んで、仕事のあと、来てくれることになった。
不思議な幻聴のおかげで逢うことができたけど。
寝室の四隅に盛り塩をおいて、豆電球をつけて寝ている。
あれ以来幻聴は聞こえないけど。
なにか意味があったのだろうか。