もっ一回ガラモン | DEAN ~怪獣遊園地~

DEAN ~怪獣遊園地~

-古き良き時代にタイムスリップ!-
甘く懐かしい匂いと共に甦る
愛すべき“玩具”という名の友人達。



2回に渡りガラモン特集をしましたが、やはりガラモンという
怪獣、僕は大好きで、まだまだ書き足りない部分がありますので
3回連続でガラモン特集、強引にさせて頂きたいと思います。

今回はテレビ「ウルトラQ」登場のガラモンについてもお話します。
と言いましても、前にも言った様に放送当時はおろか幼少の頃
ウルトラQを見た事がなかったのでガラモンの思い出という物は
ありません。
もし雑誌などで見ていたとしても僕の中ではそれはガラモンではなく
ピグモンとして捉えていたのだと思います。

ガラモンを知ったのは成人してからで、ビデオで見ました。
最初の印象はモノクロという事もありますが、ピグモンとは全然
違って見え(大きさも設定も違うので当たり前なのですが)
グロさの中に何かユニークさを感じたものです。
その動きにはロボットの片鱗が見えるのですが、やはり宇宙から来た
生命体に思えてしまいます。
ですからこのモンスターを怪獣ではなくロボットとして設定をした
所にも常識を覆される様な面白さを感じてしまいます。

そしてこのガラダマモンスターは見れば見る程味が出て来る造型で
2回、3回と見る度にそのユニークで凝った造型に惹かれていき、
気が付けば僕の中でもなくてはならない大好きな怪獣の一つに
なっていました。




物語で言いますと「ガラダマ」はガラダマから出現したガラモンが
ダムを壊し暴れるが、電子音波を遮断され倒されるというストーリー
で、「ガラモンの逆襲」ではセミ人間も現れ、ガラモンも東京で暴れる
というストーリーです。
最後は前回と同じ様に電子頭脳を遮断され再び口から泡の様な物
を吐き活動を停止します。

最初見た時は気持ち悪く、又弱くも感じましたが今ではそれも
ガラモンの個性として受け止められる様になっています。
目立った活躍をするというような怪獣ではありませんが、これ程の
インパクトや存在感を残しているという事は、このガラモンが他に
あまり類を見ない程、魅力的な怪獣だという事ではないでしょうか。

さて、当時を振り返りますが、先程言いました様に僕はピグモンしか
知りませんでした。
その頃から人間の味方で可愛い怪獣という印象は持っていました。
同じ着ぐるみですが少しスマートになり表情もかなり違って見えます。

しかしピグモンは確かに可愛かったのですが、お世辞にもカッコ良い
という印象はなくピグモンのソフビ人形が欲しいというような衝動に
駆られた事もありませんでした。
当時はどちらかというと強い怪獣が欲しかったと思いますからね。
またいつか思い出話として語らせて頂きますが、ウルトラマンの
怪獣(マルサン)で当時持っていたのはゴモラとメフイラス星人だけ
でした。(ブルマァクも持っていたのはケムラーだけですが・・・)

どちらかと言うとヒーローが好きでウルトラマン450円サイズを
いつも手放さず持っていた様に思います。
それに恥ずかしながら当時はマルサンやブルマァクのガラモンを
見た事がなかったのです。



ナメゴンとのツーショット、以前は写真に残しておくという様な習慣がなかった
のでこんな写真しかありません。復刻の様にキレイですが勿論本物です(笑)


しかし今このマルサンのガラモンやピグモン(通称赤ガラ)に
出会いその造型の素晴らしさに感動しています。

あの少し恐いガラモンを、可愛さとカッコ良さ!を共存させ、
もうこれ以上ないほど絶妙にディフォルメをした造型!
そして憎めない顔・・・このガラモンは特に目が命で、大きく
バランス良く描かれた物がより可愛さを増している様に思います。

あの劇中のガラモンが愛嬌のあるとても格好良い怪獣となり、
ソフビとして蘇りました。

ソフビ造型としては、僕はこのガラモンが№1ではないかと思って
しまう程です。(まだ確定は出来ませんが・・・)

だからもし当時このガラモンのソフビに出会っていたらどうでしょう
・・・
もしかしたらねだって買って貰っていたのかも知れません。
それは赤いガラモンなのか、ブルーメタリックのガラモンだったのか
わかりませんが、多分いいもの(正義の)怪獣として活躍し、
またウルトラマンのカプセル怪獣的な?存在として、
ゴモラやメフイラス星人と戦っていた様な気がします。