ようこそ。お先真っ暗な世界へ。
まっしぐらに破滅に向って、カウントダウンを開始しよう。
世界の時計が、もうすぐ最期を告げるってさ。
どいつもこいつも、絶望ではない憂鬱なよどみに向って墜落していく。
サヨナラ、捏造された古き良き時代。
ここから先は、奈落の底が口をひらいて笑っているぜ。
そんな暗闇に差し込んでるのは、いつも輝かしい希望の光。
「この暗い世界に、希望を取り戻すんだ!!」
勇敢な人と褒め称えられた奴らが、どこかに向って飛行機を飛ばす。
破滅をぶっ飛ばす、悪魔の爆弾を腹いっぱい満載にして。
目も眩むように眩しい、あの希望の光に向って誰も彼もが殺到する。
暗い未来を宣伝するのは、いつも輝かしい希望を語る人。
「未来について、我々は投資をすべきだ」
聡明な人と褒め称えられた奴らが、ルーレット台にチップを並べる。
破滅をぶっ飛ばす大穴を、ドカンと一発当ててやろう。
目も眩むように眩しい、あの希望の光に向って、誰も彼もが殺到する。
希望の光に群がる、レミングスどもがいっぱいいるぜ。
モニターの中から、差し込んでくる希望の光に、サヨウナラ。
希望はそんなお手軽なものなんかじゃない。
差し込んでくる希望の光に目を背けて、真っ暗な世界に飛び込もう。
どす黒い闇に、何も語らない闇に、何も強制しない闇に、いま少し想いをはせよう。
世界に必要なのは、希望回復ではなく、希望殲滅作戦。
うさんくさい希望どもを、残らず皆殺しにするべきだ。
君の、私の、あるいは彼の、心に差し込まれてくる、希望の光にサヨウナラ。
ようこそ。お先真っ暗な世界へ。
世界は、うさんくさい希望に沸きたっている。
ニセモノの希望なんて、もうたくさん。
うさんくさい希望どもを、皆殺しにしてしまえ。