リバイブクロスのオブジェ制作第2弾です。決して忘れていたわけではありません!(途中、だいぶ面倒くさくなりましたが・・・)JOKERオープンやら事務所移転の水面下で確実に進んでいましたよ!
WAX(ワックス)とは、アクセサリーを作る上で、無くてはならないものです。「たまに銀を直接削る!!」なんて言うブランドがあります。
確かに銀を直接削る方法もありますが、立体的なものを作るにはワックスが無いと、ちと厳しいです。
さてワックスとはどういうものか?簡単に言うと「ロウ」です。ロウソクみたいな物です。
1、まずこれを好きな形に削る!
2、溶けた銀を流し込む道を作りつつ、このロウを石膏で固める!
3、その道に溶けた銀(金でもいいぞ!)を流し込む!
すると・・・・
あら!不思議!?先ほどのロウが溶けて無くなり、替わりに銀が残っている!!!
「あなたの落した斧は銀の斧ですか?金の斧ですか?」みたいな世界です。マジで。
これがロストワックスという技術です。素晴らしい!この技術を考えた昔の人は天才だ!
このロストワックスをふまえつつ、本題。今回作ろうとした物があまりにデカイので、フィギアの作り方にならって最初は作り始めました。発砲スチロールを削り、フィギア用のパテを塗り削る。
う~~~~ん・・・なんか違うんだよな。力加減や勝手が。
そこで、やっぱりワックスで作ることにしました。ただサイズが規格外なのでちょっと苦労しました。
まず一番でかいワックスを切りつなぎ合わせる。接合に専門の道具ではパワー不足だったのでハンダゴテを使いました。
そして削る、まずクロスの中心部分を作る・・・・
次はクロスの横の部分を削りだし・・・
はい来た!キースズどーん!
そしてやっと原型ができました!
携帯で撮ったのでちょっと見えずらいかも知れませんが、右にちょこんとあるのが普通のリバイブです。
大きさの違いがわかってもらえるでしょうか?
次回はいよいよ型取りと、プラスチックの流し込み「悲しみは雪のように」をお伝えします。
では、また・・・