近畿大学梅友会総会で | 還暦過ぎ自転車一人「出愛旅」

還暦過ぎ自転車一人「出愛旅」

東日本・福島の復興を祈って、還暦を過ぎた62歳のかなねえが、日本各地で出会った人々に福島の応援メッセージを書いて頂きながらの自転車旅、出会った方々に与えていただいた「愛」を綴っています。

近畿大学梅友会兵庫県支部総会が11月24日に、

神戸三宮の「東天紅」で行われました。

卒業したばかりの青年や何十年前に卒業された方と、

年齢層も幅が広く、

笑顔で会場に来られ、

「おはようございます」「お久しぶりですね」

「お元気でしたか」等々と言葉をかけ交友を深めていました。


「総会時に叶さんの自転車旅の話をしてください」とのことで、

「NHK大河ドラマ『軍師管兵衛』と私」という題で、

「黒田管兵衛」のお話を中田勝康さんがされた後、

「私の自転車旅 ~福島を忘れないで~」と題して、講演しました。


9月1日から神戸を出発し、

「東日本・福島の応援メッセージを頂きながら、

大変側を走り青森へ、青森から日本海側を走り、

秋田、新潟、富山、石川、福井と経て神戸に着き、

その間に出会った方々に与えていただいた「愛」、

福島でお会いした方が話してくださったことを話しました。


「3・11の震災までは三家族みんな一緒に暮らしていて、

賑やかだった。でも震災後は家族がバラバラになり、

今は自分一人仮説住宅に住んでいる。

でも、もうすぐ新しい家が建つので、

また、みんな一緒に住むことができます。

孫たちがいてやかましいほど賑やかになるけれど、

みんなと一緒に暮らせること、孫たちの賑やかさが嬉しい。」


「息子は津波で亡くなりましたが、

見つかった時には嬉しかった。

もし見つからずに

息子の体がカラスについばまれていたりしたら…

お思うと。

息子が、未だ結婚もしていない二十歳の時に、

作った誌「娘よ」と言う詩を書いていたんです。

その詩に曲を付けて、

今度結婚する孫のために、みんなで歌うんです

何か、不思議ですね。

息子が孫を守ってくれているようで」と

「これ、私が付けた漬物です。食べて下さい」

と、私にお茶やお菓子を振舞いながら話してくださいました。

帰る時には

「これから寒くなるので、これ持っていって」と

あったかそうな上着をくれました。


「瓦が雨のように降ってきた」

「震災後多くの人が他の地域に避難し、

お店も人がいないから、早く閉めたり、

閉じて(やめて)しまう店も多い。

人がいないから仕事が無い。

仕事が無いから人も帰ってこれない。

原発も問題もあるので、

なかなか若い人たちも帰ってこられません」


「水道から水が出なくなり、

水を入れる容器も何もないので

役所から配給されたビニール袋に水を入れ、

段ボールに入れて持ってきました」


そんなお話をしますと、

会場がシーンと静まり返り、

目頭を押さえる方もおられました。


話し終えると、

「お話を聞かせていただいて、ありがとう」

と沢山の方が声をかけてくださり、


会場に設置した、「福島の応援メッセージの布」に

メッセージを寄せて下さいました。


「うちの支部の会でも書いてもらいます」

「うちの支部でも講演してください」と声をかけてくださったり、

用意していた「南相馬集慈の会」のパンフレットも、

近畿大学の事務局の方が沢山持って行ってくださり、

足らなくなるほどで、

「福島を忘れないで」の

気持ちが少しでも広まってくれたらと嬉しい思いでした。



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