古代人の知恵に驚かされる!

 

以前、ここのブログでも紹介した識山は冬至と夏至を伝える山であるが、6月21日の夏至の日に撮影した写真からも分かるように、古代の人々が識山を冬至と夏至を伝えていた山だと確信した。

 

識山の線上から夏至の朝日が昇る(朝日山の西側から撮影)

識山の線上から夏至の夕日が沈む(朝日山の東側から撮影)

冬至の日に朝日山の山頂から登る朝日(南東方向)

 

識山は二等辺三角形の人工的な山

 

あきる野市(東京都)にある識山は朝日山で、山頂付近に雨武主(あめむしゅ)神社が鎮座している。これまでの調査から、この朝日山は人工的に作られた山だろうと考えている。人工的でないと、このような二等辺三角形をした山は自然には生じないだろうと思われる。

 

①朝日山②秋川神明社③鳥居場④北の撮影地点

地図(秋川市地名考)

朝日山の真北からの眺め

朝日山をイラストにしてみると、このような感じになる

 

以上のように「識山」は古代人たちが冬至と夏至を認識するために、とても大事な山であったと思われる。恐らく「識山」伝説は各地に残っているので、関心のある方は是非このブログを参考にして頂きたい。