呼ばわり山と不思議な石のオブジェ

 

東京都八王子市には二つの霊山がある。ひとつは人気のある高尾山(標高599m)ともう一つは今熊山(標高505.7m)である。今熊山は交通の便に恵まれておらず観光客や登山客の姿は余り見かけないが、かつては関東の呼ばわり山として知られた山である。麓には今熊神社(拝殿)があり、山頂に本殿が建立されている。ところが、山頂の本殿の近くには不思議な石造物がひとつ横たわっており、意味は分からないが四つに分断されている。長さは約2m、幅は60cmほどである。一般的な手水鉢と違って不思議な形をしている。

 

今熊山山頂にある不思議な石のオブジェは何のために建立されたのだろうか?

今熊山の麓にある今熊神社(拝殿)

今熊山山頂にある本殿