力石を配置している西徳寺(曹洞宗)という不思議な寺院

 

西徳寺(東京都日の出町大久野)の力石はこれまで何度かここのブログで取り上げてきたが、この寺院に行くといくつかの「力石」と対面できる。当初は私も「力石」の好きな人物がいて境内に5点ほどの「力石」をまるで博物館のようにどこからか集めてきたのだろうと考えていたが、例えば、獅子岩は伝説から読み解くと500年ほど前の戦国時代の伝説の中に「獅子岩」のことが出てくるから相当古くからこの寺院にあったというのが分かる。「腰掛石」も伝説的存在なので単なる嗜好で配置したとも思えない。従って、ここにある5点の力石は博物館のように標本にしてもよいのではないかと考えている。

 

                    境内に5点ほどの「力石」がある西徳寺

 

 

 

                           鏡石と名札が添えられている
                                 裏山にある「腰掛石」
               戦国時代、北条氏照が所望したと伝わる「獅子岩」

                                       「龍石」

                                      「へび石」