おおよそ石造物の調査や鑑賞などを行う人の中には不思議な体験をしたり、地元の人から幽霊などの目撃情報を聞いたりすることがある。

科学の進んだ世の中にあって、このような話は妄言だなどと嘲笑する輩もいるかも知れないが、これから石造物の世界に足を踏み入れようとする人たちには肝に銘じていて欲しい。私も実際に体験した一人であるが、これが俗にいう祟り石でスピリチュアルな世界の出来事だと考えている。

下の写真は実際に現地で確認したもので、その証拠写真である。

 

1.破壊された二十三夜塔

 

  この二十三夜塔は一度人間の手によって破壊され、その後接着剤で修復されたものである。

  地元の人の話では上部に閻魔様が刻印してあったそうであるが、その部分だけ削り取られている。

  なぜ破壊されたのか詳しいことは分かっていないが異様な光景であることには間違いない。

 

2.山のもの(妖怪)伝説と百番供養塔

 

 地元の人に「山のもの」が出ると伝え恐れられている山中に百番供養塔が一基建立されている。

 実際にここではヒトダマなどの目撃情報がある。