ーーー※ご注意※ーーーー
これは私が20数年前にAV業界でバイトしてた時の話です。
読む人によっては不快になる事もあるかもしれません。
あしからず
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黒沢ひろみが好調にセールスを伸ばしてたので
その後、暫くは新作を作らなかったですね。
黒沢に金をかけすぎて製作費がなかったのかもしれませんが
真相は今となっては分かりません。
とはいっても、作品を作らなければ利益は得られないので
うちはオムニバスを作る事に。
オムニバスは新作ではありません。
これまでのうちからリリースした作品の詰め合わせですね。
これAV界では常套手段です。
一本のビデオにこれまでの自社作品の4本ぐらいを入れる訳です
余計なストーリー部分は全てカットし
本当にSEXシーンのみです。
なので製作費はほぼかかりません。
しかし、うちの作品をすべて買ってたマニアがいたとしたら
そうゆう人には面白くともなんともないでしょうね。
が、オムニバスはレンタル屋では回転率が良いらしく
そっちの方には注文多かったように思います。
そんなある日、私の実家で身内に不幸が起こりましてね・・・
どうしても帰らざるえない事になりました。
しかも一時帰省とゆう訳にもいかないような状況で
最低でも半月は地元にいないとマズイだろうとゆう感じでしたので
結果、私は会社を辞める事にしました。
理由を社長に話し、急遽退社することに。
社長は、すぐ帰ってやれ、でも辞める事はないだろ、戻ってこいとも
言ってくれましたが・・・
その時は人生の転換期が来たのだと思ってましたからね
お言葉は有難いが戻るつもりはなかったですね。
急を要する事でしたので特にお別れ会等もなく
あっさりと終りましたが、社長の奥さんは泣いてくれました。
私も泣きそうでしたね。堪えましたけど。
それと社長からは給料とは別に10万貰いました。
私はバイトで、自分の音楽活動がある時は休んでたので
出社率が良い訳ではありません。
なのでお金は受け取れませんと言ったのですが
ガタガタ言わず受け取れと凄まれたので受け取りました。
実に急で、質素で、寂しい別れでしたね。
「落ち着いたら遊びにきます」と言って会社を出た時、
見送る皆の顔が忘れられないですね。もう半泣きでした。
それから暫く後、私は東京に戻るのですが
結局、会社には遊びに行かなかったですね。
それからさらに一年後ぐらいにたまたま会社近くを車で通ったので
会社のあったマンションを見てみたのですが・・・
社名入りの看板はありませんでした。
（あぁ、終わったんだな・・・）と、
自分の中でも何かが消えたような感覚でした。
本当に貴重過ぎるバイトでした。
当時、お世話になった皆さんに合う手段は何もないけど
感謝してますね。有難う。
以上となります。
また、今回、このバイト体験記を書くにあたり当時の記憶のみでは
思い出せない事や、間違いがないか確認する為
下記のWikipediaを参考にしました。
ダイヤモンド映像
クリスタル映像
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E6%98%A0%E5%83%8F
村西とおる
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E8%A5%BF%E3%81%A8%E3%81%8A%E3%82%8B
松坂季実子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%9D%82%E5%AD%A3%E5%AE%9F%E5%AD%90
加山なつこ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E5%B1%B1%E3%81%AA%E3%81%A4%E3%81%93
黒沢ひろみ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E6%B2%A2%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%BF
最後に私がいた会社の作品です
今でも売ってるとは信じられんし売れるとも思ってませんが
http://www.aruaruvideo.com/av/%A5%A2%A5%A4%A5%C9%A5%EB%A5%AF%A5%C3%A5%AF.html
ここまでお読み頂き有難う御座いました。
次回のバイト体験記は肉体労働いろいろ編になります。