最後に、無事に転職先が決まり、入社した後の事についても触れましょう。
むしろ、こちらの方が重要です。
基本、どの会社も入社して2〜3ヶ月間程度は試用期間になります。
その会社に合うかとかを自身で判断しないとならないですし、会社側も雇う価値があるのか否かを見ないといけないですし、短いけどお互いにとって貴重な期間になります。
勿論、仕事の内容を覚えなきゃいけないってのが表向きな感じですが、この試用期間中はもう、自分がこの会社でこの先もずっと気持ちよく仕事をやり続けられる環境なのか、という部分を見極める、という事に特化しちゃった方が良いと思います。
業務自体は、その試用期間中に全てをマスターするなんて事は、恐らくどの業種でも無理だと思いますし、やっていけば慣れも伴って徐々に身に付いていく事ですので。
そこは過剰に焦る必要はないと思います。
とにかく、その短い試用期間中に、その会社の情報をより多く、周りの従業員に訊きまくる!
もう、コレだけに集中です。
特に休憩時間なんかをうまく活用し、コミュニケーションを取るフリして(笑)、話の流れで多くの色々な情報を得た方が良いです。
面接時の上層部の話より、自身に近いところにいる従業員の声の方がリアルだと思います。
そして、そうやって訊き出した情報や、実際にそこで体験した感触なんかも加味しつつ、自分自身の事と照らし合わせ、今後もずっと働いていける会社なのかを判断しましょう。
短いですよ〜、試用期間は(笑)。
本当にココは、白か黒かですね。
グレーのままだと後悔することになる可能性もあるので、割と思い切ったジャッジが必要かもしれません。
試用期間はあくまでも表向きは研修ですので、正社員という位置付けにはなりません(例外なトコもあるかも知れませんが)。
総合的に考えた上で、あ、この会社違うな〜、と思ったら、ヘタに正社員になってしまう前に思い切って辞めてしまった方が得策です。
もう一度、職探しからのリスタートになってしまう事になりますが、違うかもなって試用期間中に思ってしまうくらいの会社ならば、いても間違いなく後悔する事になるでしょう。
無駄になってしまった試用期間の事なんて、今後の職探しにおいて、バカ正直に履歴書に書く必要もないですので、そこで働いたという事実なんて伏せれば良いのです。
短期間に辞めてしまった事実だったりとか、転職の数が多かったなどは、絶対に良い印象を持たれないので、敢えて自分から不利になる様な部分に触れる必要はありません。
ですので、試用期間中は正社員になる前に、自分自身で白黒を付けるべし、です。
因みに、雇用保険を受給途中に採用が決まって、再就職先を試用期間中に辞めてしまった場合でも、満額まで貰っていないのでしょうから、再度ハローワークへ行って手続きするなんて事も出来ますよ。
あとは当たり前の話になりますが、仕事の詳細部分や人間関係などは、実際にその会社で働き続けなければ判らないことだと思います。
そこから先は、自身のセンスや才覚の問題になってくると思いますので、上手にその職場で立ち回っていけるように頑張って下さい。
それと、稀に会社側の方から試用期間中に採用を断ってくるケースも考えられます。
まぁ、仕方ないです。そこはもう素直に諦めるしかないです(笑)。
会社側から断ってくるなんて、よっぽどだと思います...。
あ、因みに今まで試用期間中に採用を断られた過去があるとか、その部分を過剰に心配しちゃって転職に踏み切れない方々〜。
はい、そもそも向いていません(笑)!
悪いことは言いません、今すぐ転職なんて考えたりせず、今の会社で歯を食いしばりながら頑張りましょ!
という感じで、随分と長くなってしまいましたが「俺流の転職術」、以上になります。
まぁ、俺は別に転職のコンサルタントでもないですしね、何かあっても変なクレーム等は一切受け付けませんよ〜。
しかし書き出してみたら、想像以上のヴォリュームになってしまった...。
半年分は書いたかもな。もう、暫くは書かんぞ(笑)。