11/05ブログの続きっす。
タイガーショットを鳥篭に炸裂させてしまったせいで、親戚のオバチャンから貰った大事なインコをたった1週間で逃がしてしまった事に、小学2年の俺はガキなりに責任を感じていた。
しかし、もっと辛いのはオカンだ。実の妹に直接お願いされて引き取ったのは良いが、結局たった1週間で全てがオジャンになってしまった訳だからね...。そこは正直に、そのインコをくれたオバチャンに電話してその事を伝えた。
オカンは泣きながら電話口で必死で謝っていた。
オバチャンは電話の向こうで泣いていた。
俺は、家電の横でエ”~って感じで、泣きそうになっていた。
藁をも縋る思いだったんだろう。オカンは「インコを探しています」的なチラシを作り、それを街中に貼りまくった。
だが、ある問題が発生した。
今ならば、デジカメとかで撮った画像を載せてプリントアウトしたりとかっていう世の中だけど、昭和50年代にはそんなモノは当然の事ながら無かった。
オカンは万に一つの可能性にでも賭けたかったんだろう、そのチラシに自宅の電話番号は勿論の事、よせばいいのにそのインコの絵を手書きで描いて載せたのだった。
しかし、その絵がさ、まぁ~ビックリするほどのド下手糞さ加減で...。幼稚園児が描くようなレベルの絵だった訳(笑)。しかもクレヨンを駆使してフルカラー仕様にまでしちゃってさ。
うっわ~、コレきっついぞ...。
恥ずかしさ満点(笑)。
小2の俺はこの絵が掲載されてしまっているチラシが街中に貼られてしまっていると思うと、確かにインコを逃がした原因は自分だったけど、流石に穴があったら入りたいって感じになった。インコどころか俺が逃げたくなったわ。でも、こんなみっともないチラシやめてくれよ、なんて言葉はタイガーショットを打ってしまった俺からは間違っても言える訳も無かった...。子供なりの葛藤だ(笑)。
案の定、同じクラスの半沢っていう、サザエさんに出てくるカツオと友達の花沢さん的な、クラスの女子の中心で常にうるさい系の奴にソレが見つかってさ...。微妙に名前も似ているし(笑)。
因みにその半沢って奴は、中学の卒業式で証書を受け取った後に、柄にも無く緊張していたのか知らないが、階段を見事に踏み外して体育館の壇上の上からドッカーン!墜落し、痛さなのか恥ずかしさからなのかは判らないけど、その場で号泣したという女の子だ。
「インコが逃げたっていうのを見たよ、アレそうでしょ?」
うっわー、遂に身近な奴にバレたか...。あの絵見られちまったか...。
でも俺は自信満々とは程遠い感じで、
「ち、違うよぉ...」と否定しておいた。
小2のガキにもプライドってモンが一応はあるんだね。
結局、インコは見つかりませんでしたよ。