☆ 株価の先見性は失われたと立花証券の平野氏が嘆いた頃を境に株価が上昇し始めている。ただ,同じようなことは商品市場にも言え,全体的に振り子が元に戻る過程という感じがする。
☆ ただ,振り子の傾きが変わったといっても,どこまで戻れば「戻った」と言えるのかは良く判らない。この勢いがあれば日経平均10,000円やもしかしたらNYダウ工業株10,000ドル回復も視野に見えるかもしれない。とはいえ,振り子がどこまで振れるのかについて,筆者は懐疑的だ。
☆ ジョン・テンプルトンの至言を待つまでもなく「懐疑の中を育ち」つつあるこの「強気相場」が単なる「揺り戻し」で終わるのかどうか。そろりとポジションを抜きながら(3年振りの勝ち相場^^;)高みの見物が出来ればいいのだが。。。