厚生労働省が発表した人口動態統計(年間推計)によると、2016年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は98万1000人と、統計をとり始めた1899年以降初めて100万人を下回る見通しとなりました。

 

年間の死亡数は129万6000人で戦後最多となり、出生数から死亡数を引いた自然減はこれまで最大の31万5000人で、人口減少のペースが加速しています。

 

 

現在の人口減は年30万人ほどですが、このペースは年々加速すると予想されています。国立社会保障・人口問題研究所が2017年4月10日に発表した「日本の将来推計人口」によると、53年には1億人の大台を割って9924万人となり、65年には8808万人になると予想されています。