この映画について、元妻プリシラさんが語っているのを引用するとELVISは当初やる気だったようです。
「撮影に入る前の一時期、白いハーレム・パンツにターバンをつけ、朝黒いメーキャップで帰宅した事がある。バレンチノよりもずっとハンサムだと私は思った。「彼にそっくりだなんて、びっくりしたんじゃないか?僕を見てどう思う?」とELVIS。
それ以来、毎晩のように夕食から寝る時間までメーキャップとターバンを取らなかった。
それほど入れ込んでいたのに、いざ撮影が始まると、みるみる元気がなくなっていった。
「ハレム万才」の筋立てはジョークとしか思えず、役柄は間抜けで、持ち歌は耐えがたい代物だという。この映画もまた、見るに耐えない作品になるだろう。。。。。」
さてこのセッション盤はどうでしょう?
下記は翻訳です。
翻訳では曲の記述はありません。
「1965年3月9日、エルヴィス・プレス
リーはカリフォルニアの
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー・
スタジオに出向き、
自身19作目、MGMでは6作目の長編映画の
撮影を開始した。
プレスリー作品の多くと同様に、本作の
タイトルも時とともに
変化していった。ハリウッドのマスコミ
には当初
『イン・マイ・ハーレム』として掲載
されたが、その後
『ハーレム・ホリデー』に変更され、
その年の春に
エルヴィスがMGMに入社する頃には
『ハルム・スカラム』に
落ち着いた。 『ハルム・スカラム』は、エルヴィス・
プレスリーのハリウッド
でのキャリアにおける決定的な瞬間と
なった。前年の12月、
マネージャーのトム・パーカー大佐は、
エルヴィスのために
MGMと新たな記録破りの契約を交渉していた。
この契約では、
MGMが1965年1月からプレスリー映画3作品を
製作することが
定められていた。エルヴィスは最初の
作品で100万ドル、
残りの2作品でそれぞれ75万ドルを受け
取ることになっていた。
また、プレスリーは3作品すべての収益
の40%を受け取ること
になっていた。 この契約に基づいて制作
された最初の映画
『ハルム・スカラム』は、エルヴィス・
プレスリーに
100万ドルの出演料が支払われた最初の
映画となった。 エルヴィスに多額の前払い金が支払われ
たため、MGMは
スタジオの利益を確保するために制作費を
削減せざるを
得なかった。彼らはまず、ハリウッドで
「クイック・キング」
として知られるサム・カッツマンをプロ
デューサーに任命した。
1920年代に遡るキャリアを持つカッツマンは、
すでに1,200本以上
の映画をプロデュースし、そのすべてを
納期通りに予算内で
完成させていた。『ハルム・スカラム』の
仕事を任された後、
カッツマンは「エルヴィスは1本で100万ドル
もらっている。
私は10本で100万ドルもらっていたよ」と
冗談を言った。 パーカー大佐は、この急速な制作スケジュール
を気にして
いないようだった。パーカーはこう断言した。
「エルヴィスが1本で100万ドルを稼ぐのと、
エリザベス・
テイラーが1本で100万ドルを稼ぐのとでは、
エルヴィスの撮影は
5週間以上かかることは決してない。だから
スタジオの有能な人
たちは、我々からかなりの利益を得ているのだ。」」
「マスコミによるこの映画のレビューは、
酷評から称賛に
値するものまで様々だった。当時、通常は映画の
公開前に
掲載される『バラエティ』誌のレビューは、映画の
興行成績を
測る指標とされていた。1965年10月27日付の
『バラエティ』誌の
レビューは、『ハルム・スカラム』に「大絶賛」の
評価を与えた。 そして「エルヴィス・プレスリー以外の誰か
が出演する
可能性があったら、興行成績はかなり低迷
していただろう」
しかし、エルヴィスはプロデューサーが
『スカラム』をうまく
まとめ上げたとしても、どうやら間違いは
なさそうだ。
『スカラム』は、スターに十分な見せ場を
与えず、
8曲を歌い上げるという想像力の欠如に
悩まされているが、
おそらくプレスリーの過去の作品と同様の
反響を得るだろう。」
ハルム・スカラム:興行収入の
成功
「バラエティ誌が1965年の興行収入
ランキングで発表した
『ハルム・スカラム』は、同年公開
された全映画の中で40位
にランクインした。エルヴィスが
1956年から1969年に
かけて主演した31本の劇場映画の中で、
『ハルム・スカラム』は
『ファン・イン・アカプルコ』と
並んで12位につけ、
興行収入は680万ドルだった。
これにより、
『ハルム・スカラム』は、エルヴィス・
プレスリー主演映画の
興行収入ランキングで『フォロー・
ザット・ドリーム』
『ワイルド・イン・ザ・カントリー』
『キッド・ガラハッド』
『フレイミング・スター』を
上回った。
これらの映画はいずれも『ハルム・
スカラム』よりも高い
評価を得ている。」
「日本では、ほとんどの地域で日本の
ホラー映画『地球防衛軍』
と併売されました。」
「パーカー大佐は当初、『ハルム・
スカラム』の内容に
ついて尋ねられると、こう答えました。
「私は脚本を読みません。スタジオが
良い脚本を書かなければ、
私にできることはあまりありません。
映画製作の問題は
プロデューサーに任せています。
契約ではエルヴィスが時間通りに
セットに来ることが定められています。
彼はいつもそうしています。
私たちは金銭の分け前を受け取り、
政府にも分け前を支払っています。
そして一つだけ言えることが
あります。これほど恵まれた時代は
かつてありませんでした。」
それがエルヴィスと私の映画の
作り方です。」」
「多くのファンは、これはヒーローの
映画の中で最悪の作品だと考え
、パーカー大佐でさえもこの厳しい
意見に気づき、ファンは
「賛否両論」の意見をプロデューサーに
送るべきだと
提案することで批判をかわそうとした。
英国のファン雑誌『エルヴィス・
マンスリー』はこれに追随し、
購読者全員にMGMに手紙を書いて、
エルヴィスの映画の質の低下に
対する不満を伝えるよう呼びかけたが、
残念ながら効果はなかった。」
「2025年現在、このアルバムはアメリカ
でも他の国でも
ゴールドレコード賞を受賞していません。
しかし、
キャッシュ・ボークス誌の「1966年の
ベストセラーアルバム」
リストでは、このアルバムがエルヴィスの
LPアルバムの中で
唯一、同年のアメリカでのアルバム
売上トップ100にランクインし、
80位という控えめな順位に
ランクインしました。」
この映画は興行的には成功したようですが、
つまらない曲が多いって印象です。
演奏とELVISの歌声は最高なんですが。。。。
3枚組CDです。
1枚目はマスターのREMIXですが、
どこがREMIXか私は判りません。
音が鮮明かな。。
2枚目はマスター以外です。
つまり練習中。
3枚目は当時のマスター。
REMIXよりELVISの声が全面に出て、
個人的にはこちらが好き。
REMIXの違いの解説は下記で判ります。














