データル総業の匿名社員Aです。
関東地方は雨がやみましたね。
かわって気温が上昇して蒸し暑い天候となっています。
この時期、小中学校の清掃を担当している清掃会社は、プール開きに備えて1年間放置されていたプールの洗浄作業を行うところが多いようです。
雨が降る中、ずぶ濡れで作業をするのと、蒸し暑い天気の中、ずぶ濡れで作業するのと、
どちらが心地いいのでしょう?
なかなか難しい選択ですよね。
僕は、クーラーの効いた室内で、ファンタオレンジをちびちび舐めながら、
このブログを書いているわけですけれども。
★ ★ ★
アフィリエイトやドロップシッピングを個人でやっている人などは、あるキーワードの上位表示の難易度をあらかじめ測定しつつ、仮に上位に掲載されたときの誘導数やコンバージョン数といったものをこまめに計算してサイト運営を行う傾向が強い(自分のこずかいに直結しているからという事情もありますが)のですが、企業サイトでは、集客の戦略が全くないままに運営されてしまうケースがほとんどです。
個人サイトの運営者と異なり、企業サイト、特に中小企業の運営者のほとんどは、パソコンやネット事情に詳しくなく、また興味もない人がほとんどです。
本屋やコンビニに並ぶ書籍や雑誌は、売らんがために刺激的なキャッチコピーを表紙や帯に掲載して購入を促します。
まずスタートはこんな感じ?
中小企業のオヤジ社長たちは、人件費はケチるが設備投資にはやたらと金を使いたがる。
この特性を生かして、ホームページを作らせて儲けてやろう系の人たちが考えたキャッチコピーはこれ。
◆営業マンのかわりにホームページを活用しましょう!系
その営業はもう、ホームページにまかせない!
新規開拓営業を「営業マン」がやる時代は終わりました!
あなたのホームページが賽銭箱になる!
「売り込まないから売れる」儲けの鉄則
これが実体験!?180万円の商品をホームページで売り続ける仕組みとは?
ネットの知識「0」でもできる!儲かるホームページの秘密
ホームページで「売れる仕組み」を作りなさい
自社ホームページを有能営業マンに変身させる奥義を伝授
ここだけマネればOK!「ホームページ集客」を利益に変える成功方程式
プロが教えるサイト運営の実践テクニック
営業マンの1人当たりの人件費、月額25万円として、×12+ボーナス2+2 なら
400万円/年 コストがかかるので、営業マンのかわりにホームページを活用すれば、
作成時に400万円かかっても、2年目からは、まるまる利益になるよ。
1年目 2年目 3年目
人件費のケース 400万円 420万円 440万円 総額1260万円
ホームページ 400万円 0 0 総額400万円
その差、なんと
860万円
ま、中小企業に限らず、最近中堅スーパーを買収しまくっている大手GMSも、レジのPOSシステムの運用のために従業員控室にバカ高いピカピカのサーバーを設置していたしね。
従業員控室自体は、塗装もカバーもはげた折り畳み椅子と化粧板のはがれた折り畳みテーブルのまま。
従業員控室の内装をレジとサーバーの1000分の1の予算でピカピカにしてあげれば、従業員のモチベーションは1000倍上がって売上も増えるだろうに・・・。
◆ホームページは作っただけじゃダメ!SEO対策をしないと系
結局、人件費に変えてホームページを導入したものの、ホームページからは収益が上がらない。
という事態が多発。
実に98%の企業がしくじってしまった結果が明らかになるや、こういう本が出始めるわけです。
ホームページは悪くないんですよ、SEO対策にお金をかけていないあなたが悪いんですよ。
という悪魔のささやきですよね。
Yahoo!グーグルの検索結果1ページ目に登場しない企業は存在しないも同然
御社のホームページをYahoo!グーグルで上位表示させる技術
SEO対策は時間がかかるとして、
最速SEO たった28日で上位表示する驚速ビジネスサイト構築術
SEOの常識をぶち壊せ!
みたいな話になってみたり、
いやいや、アクセス解析をしていないのが悪いとして、
アクセス解析で一発判明!稼ぐホームページ 損なホームページ
とか。
いまでも、パンダアップデートがどうだ、ペンギンアップデートがこうだって言っているサイトやメルマガ広告って、結局、被リング数が問題だ、被リンク先が問題だ、ページランクが問題だって、いまだにやっているわけでして。
→優良な被リンク先を手に入れるために、有料のディレクトリ登録を行いましょう!って必ず続くから。結局、お前が儲けたいだけじゃんって、突っ込み入れたくなるんだけどね。
そして、曲者なのが、御社のホームページを無料で診断しますっていう、無料診断ツール。
URLを書き込んで、診断ボタンをクリックするだけだから、ついついみんなやってしまう。
そして、、、
判定は・・・・※※※ です。
非常に悪い判定が出るはずです。
そして不安になるから、ついつい数万円~のお金を払いたくなってしまうはずです。
あくどいけど、この売り方、非常にうまいと思いました。
たいていの人は信じますよね。
お財布を取りに行く前に、深呼吸して、自分のホームページ以外のURLを打ち込んでみて下さい。
すると、、、
判定は・・・・※※※ です。
先ほどと同様、非常に悪い判定が出るはずです。
次に、このサイトを勧めているSEO業者だったりコンサルタントのホームページのURLを
打ち込んでみて下さい。
結果は・・・・
みなさん、もうお分かりですよね!?
僕は、ぐーのねもでませんでした。
どうしても、被リンク数が知りたいなら、面倒でもGoogleウェブマスターツールか、海外のサービスをいくつか試してみたほうがいいでしょう。
SEOの技術論とかアルゴリズム分析とか、個人的な趣味の世界で勝手にやってる分には構わないし、むしろ尊敬したりもするんだけれど、企業サイトの運営に口出してきて欲しくないっていうのが、企業サイトの運営サイドの偽らざる意見です。
(自作PCの世界で、このパーツとこのパーツを組み合わせて、パソコンを作ると、スペックがどうした、CPUの速さが何%アップした、とか、この速さが凄い!!とかやっている人たちと同じ。個人的な世界の中では素直に尊敬するけれど、会社の経営がうまくいかないのは、パソコンのスペックが問題なのではなくて、パソコンを使ってどれだけ生産性を上げたのか、どれだけ売り上げを達成したのかが問題でしょう。)
大企業のように、結果じゃなくて、プロセスの正しさを上司や株主や銀行に対して証明しなきゃいけないなら、この手の人たちも必要なんだろうけれど、
中小企業のように、結果=売上 がすべてだっている世界に、入ってきてほしくないなと、個人的には思うわけでして。
SEOは、答えを導き出す一つの手段であることは確かではあるけれど、決して、すべての苦難から解き放ってくれる魔法の答えなんかじゃない。
SEO業者に搾り取られたり、有料ディレクトリ登録を勧めるコンサルタントに誑し込まれたり そういう経験も時には調子に乗りすぎたオヤジには必要なんだけれどね。
結局、SEO対策をすれば、ある程度SEOの施策に対しての結果は出ます。
上位表示という形で、だけね。
SEO対策をすれば、会社の売上に対しての結果は出るか、といえば、
SEO施策だけでは結果が出ないことがほとんでしょう。
だから、コンサルタントを依頼するときは、
どうしたら上位表示できますか?
ではなくて
どうしたら、売上が前年比○○%上がりますか?
とか
売上を○○○○万円今季上積みしたい。そのためには、どうしたらいいですか?
という形式で契約を結ぶべきでしょう。
上位表示という行為に対して契約を結んでしまえば、コンサルタントは上位表示という結果にだけ責任を負えばいい。
しかし、
会社にとって必要なのは、
売上や利益であって、上位表示ではない。
この違いをきっちり線引きして、コンサルタントは選ばないと、ただお金をドブに捨てることになります。
どぶに捨ててしまったあなたのために、出版業界は次なる手を打ってきます。
◆御社のホームページがダメな理由 98%は死んでいる
いいですね、北斗の拳のワンシーンみたいです。
お前はすでに死んでいる、みたいな。
完全に負け組になってしまったホームページに対しては
「ホームページ、本当に効果があるのか?」事実、8割方のホームページが死んでいます!
とか
御社のホームページがダメな理由 98%は死んでいる。
とかいって、オーナーをホームページの幻想に縛り付ける仕組みが満載ですよね。
こうしたディスインフォーメーションに踊らされた中小企業のオヤジたちはついつい
漠然とホームページを作ればそこからお客が流れ込んでくると思い込み、
漠然としたSEOという施策が自分たちに新しい顧客をもたらすのではないかと考えてしまう傾向があります。
特に、SEOは目に見えにくく、内容が理解しづらいために、SEOに対する期待ばかりが中小企業のオヤジたちの妄想のなかで過熱していきます。
池袋や中野のキャバクラや銀座のホステスに入れ込んでしまうオヤジたちの構図と一緒です。
おりしも、長引く不況で売上も右肩下がりに減少しつづけ、回復の兆しすら見えません。
中小企業のオヤジたちは、右肩あがりの状況には強いですが、右肩下がりの状況には弱く、自分たちの経営センスに自信喪失ぎみです。
僕に言わせれば、
右肩あがりの状況では経営センスなんかなくても経営はうまくいくし、
右肩下がりの状況であれば、経営センスが必要になるから、
もともと経営センスのない中小企業は潰れていくほかない、
ということになるんですけどね。
腕の良い経営コンサルタントであれば、
現経営者に引導を渡すこともできますが、
大半の腕の悪い経営コンサルタントは、
「外部環境の悪化が現在の経営不振を招いた主因である」
とか耳障りの良い言葉をならべて、問題を先延ばししてしまいます
昔、コンサルファームの仕事をかじっていた際に、経営陣を前に、厳しい診断結果と再建に向けての施策を90分プレゼンした僕を引き継いだ、当時の先輩コンサルが冒頭にこのセリフを吐いて僕の90分の主張を全部覆していったときには、愕然としましたけどね。
まあ、銀行からの依頼のコンサルじゃなければ、そのまま続けられたほうが、コンサルフィーも毎月入ってくるから、賢い選択かもしれないんだけれど。
つづく。
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