データル総業株式会社の非公式スタッフブログ。 -16ページ目

データル総業株式会社の非公式スタッフブログ。

排水管・貯水槽・共用床の清掃から、漏水調査や管内カメラ検査、給排水衛生設備工事、消防設備の点検工事、外壁洗浄から大規模修繕まで、小江戸川越で創業30年以上の実績を誇るデータル総業株式会社の日常をつづる非公式スタッフブログです。

みなさん、おはようございます。

データル社の匿名社員のAです。



気まぐれで始めた


『「マンションは管理を買え」というけれど・・・。』


シリーズもなんだかんだで1週間続いちゃいましたね。


さて、マンションに住んでいて一番嫌なことは何でしょうか?




みなさん、購入前に気にされるのは、上階の足音や隣の生活音だったりするんでしょうけれど、

いまどきの分譲マンションで音が気になるような床材や壁材は基本あり得ません。


まあ、いままで、賃貸のマンションやアパートにお住まいだったわけですから、一番気になるんでしょうし、販売の現場でも、床材の厚さはいくつであるみたいな説明をして、高級感をアピールしていることがあるので、やむを得ないことかもしれません。


ガラスも多くはペアガラスという2重ガラスを使用していることが多いので、窓を閉めてさえいれば静かなものです。


ただ、震災以降の電気料金の値上げや節電ブームの影響でしょうか、


僕がよく清掃に行っていた7000万円をはじめとするハイエンドなマンションにおいても、


夏には窓や玄関の扉を開けっ放しにしている世帯が多く、


テレビの音や生活音は垂れ流しでした。



はっきり言って、昔ながらの団地となんら変わらない光景がそこには広がっているわけです。


建物がどんなに立派になっても、住む人の生活習慣は、結局のところその人が育った環境以上にはならないということの証左ですよね。


それはそれで古き懐かしき昭和の香りを漂わせていて、個人的には嫌いではないのですけれど。


★ ★ ★


話を戻しまして、マンションに住んでいて一番嫌なことですが、



僕がかつて住んでいたマンションのトラブルのトップは、エレベーターでした。


定期清掃にお邪魔するマンションでも、住民のほとんどの方が、エレベーターの待ち時間に、非常に強いストレスを感じているらしく、


たとえば、1階で乗って3階で降りる住人がいるとすると、同乗していた10階の住人から


「3階くらい階段使えばいいのに・・・。」


という心のつぶやきが、つい口に出てしまった感じで3階の住人の背中に向かって投げつけられます。



朝の通勤通学ラッシュ時、朝のゴミ捨てラッシュ時など、


階下の住人はエレベーターに乗り込もうと思っても、すでに満員状態で乗れないという事態を経験します。

一方、上階の住人はいざ乗りたいと思っても、いつまでたっても下層からエレベーターがのぼってこないという事態にイライラを募らせます。

そこで、上階の住民は、エレベーターの停止する階がいつも1階なのはおかしいという主張をはじめ、停止階が時間帯によって、最上階だったり、真ん中の階だったり、1階だったりと変化するプログラム設定をさせるよう、管理組合に提案するようになります。


エレベーターが複数台設置されているから、安心ですよというのは販売サイドの売り文句です。


1基は上層階用、2基は中層階用、3基は低層階用などと分けて運用するマンションも多いですが、


築浅の蓄えが潤沢なマンションは兎も角、管理費不足になってくるとたちまち、エレベーターの半分が節電を理由に稼働しなくなるケースも見受けられます。



結局、上層階に住んでも、中層階に住んでも、低層階に住んでも、エレベーターを利用する限りストレスからは逃れられません。


ストレスからなのか、僕がかつて住んでいたマンションでは、エレベーターが何度か文字通り破壊されました。



被害件数が最も多かったのは、エレベータの階数ボタンの破壊です。

自分が居住している階のボタンだけが破壊されているのを見たときなどは、ぞっとしました。


監視カメラがついているから、犯人はわかるでしょうという話になりがちですが、



管理会社が監視カメラの映像を公開することはまれです。



映像を記録していないという言い訳から始まって、プライバシーがどうだとか、映像を確認したけれど、決定的なシーンは写っていなかったとかなんとか。


管理会社は犯人サイドもまた、「お客様は神様です」の対象ですから、トラブルの仲裁には関わろうとはしません。



じゃあ、1階ならいいんじゃないかと思うかもしれませんが、


1階の住人は、利用してもいないエレベータの維持管理費を負担しなければならないというストレスを抱えることになります。


上層階の住人は、確かに1階の住人はエレベーターを使わないけれど、そのかわりに庭を使わせてやっているじゃないかという主張をしてきます。


なるほど、1階の住人は、マンションという集合住宅に住んでいながら、まるで戸建に住んでいるかのような庭を手に入れている。


不動産屋のトークですね。


しかし、ご自慢の庭にも、住んで間もなく不快な出来事が起こります。



ある朝、目覚めてカーテンを開けると、そこには煙草の吸殻が何本か落ちています。


そう、上階の住人が意図的にか意図しないでか、落としたものです。


煙草の吸殻のほかにも、ベランダガーデニングの廃棄物とか空き缶空き瓶、家庭内の屑ごみ、犬や猫(あるいは人間)の糞尿など、様々なものが落ちてきます。


煙草が圧倒的に多いのは、ホタル族とも呼ばれるベランダ喫煙者が多いからでしょう。



上階といっても、15階建てのマンションなら、少なくとも14世帯容疑者がいるわけですし、真上の住人が犯人とも限りませんから、容疑者がさらに増えます。


上階と思いきや、実は同じ1階の隣だったり、マンション建設に反対していた近所の住人が生垣越しに投げ込んだものかもしれません。


また、勝手に疑いをかけられる無実の上層階の住民は、自分たちに向けられる批判的な視線に傷ついたり、ストレスを感じたりするようになります。



★ ★ ★


エントランスホールへのセキュリティや、各住居へのセキュリティは研究されて非常に強固なものになっていますが、マンション内で犯罪に巻き込まれるのは、星野事件のような居住者内に犯人がいるケースがほとんどです。


むしろ、犯罪に巻き込まれるのは、最寄駅からマンションに着くまでの路上でということが圧倒的です。


マンションは相続税が支払えなくなっ大地主から用地を買収するケースや企業の社宅跡地を買収するケースなどを除くと、あまり治安のよろしくないエリアに建設されるケースが多いように見受けれられます。

安く用地を手に入れて、お化粧を施して高く売るというのが、不動産業界の儲けの方程式ですからやむを得ないとも思います。


古くからその地域に暮らしている人たちであれば、決して住みたいとは思わないエリアですね。


先日、購入相談をされたマンションもそんなマンションの一つでした。

大手デベロッパーの分譲マンションでしたので、ブランドイメージは非常によいマンションでした。

そういう事情もあって、その方は(特に奥様のほうが)大いに乗り気だったのですが。


住所だけ聞くと、ブランドイメージのよさそうな土地柄でしたが、あのエリアにマンションが建設できるような広い土地があっただろうかと疑問に感じて、調べてみると、やはり・・・。


小中学生の女の子が一人で夜道を無事に帰ってこれるとは、少なくとも僕は思えない治安のよろしくないエリアでした。


彼と彼の家族には、昼に下見に行かず、塾や部活で遅くなったと想定される時間帯に下見に行くようにおすすめしておきました。


購入前であれば、アドバイスもできますが、購入後であると、もう口をつぐむしかありませんけれど。

★ ★ ★

安全に安心して暮らしていく

というテーマで考えてみた場合、


自分以外の不確定要素が多すぎるというのが、僕のマンションに対する基本的な認識です。


たとえば、地盤沈下が起きたとして、戸建てであれば、自分がそこに住み続けたいと思えば、地盤改良工事をするかしないかは自分が決めればいいことです。


しかし、マンションの場合には、自分は工事してでも住み続けたいと思っても、他の居住者の同意が得られなければ工事すらできない。


玄関扉や窓ガラスですら自由には変更できないのですから。



管理という面でも、正直言って、床清掃なんか、自分の部屋前の数メートルのことだけです。


ホームセンターに行って、ケルヒャー買ってきて水をまいた方が、業者に任せるよりもきれいになります。

でも、マンションである限りそうした行為はNGです。


★ ★ ★


「マンションは管理を買え」


は、その言葉の裏側の意味も十分に考える必要があるでしょう。


どこどこのデベロッパーの子会社の管理会社は良い、悪いというクチコミを信じても、


それはたまたま、現在、常駐している管理人(人材登録会社からの派遣だったりします)がよく気が付く人だったというだけかもしれませんし、


問題が発覚していないだけかもしれません。


問題が発覚していても、悪いクチコミは広がらないようにブロックされる仕組みもありますし、資産価値の低下を恐れる他の居住者が意図的に好意的なクチコミをするケースもあります。


自分の目と頭で、きちんと検証しないと


ただの言葉に踊らされることになりますのでご注意を。



という感じで、今回は、ひとまずまとめておきましょうか。




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みなさん、おはようございます。

データル社の匿名社員Aです。


先日、100戸未満のマンションは購入を控えた方が・・・のようなお話を書いたわけですが。


昨日、例によって営業のSさんと現場で顔を合わせた際に、


「そういや、うちの社長の住んでるマンションって、80世帯くらいじゃなかったかな・・」


という話になり、


二人で顔を見合わせてしまいました。



★ ★ ★



さて、マンションですが、ある程度繰り上げ返済などを行い、ローンの金額の支払いが下がったら、賃貸に出して、自分たちは新しいマンションなり戸建を購入して移り住むというライフプランはどうなの?

という相談がありますが、


これは、不動産会社がマンションを販売する際のお決まりの営業トークですけれど、このライフプランでの成功事例を僕は見たことがありません。


次のマンションなり戸建をキャッシュで購入できるだけの預貯金があるとか、相続によってまとまった現金が手に入ったとか、直近の3年間の所得が2000万円前後であるという事情があれば別ですが、

現在の住宅ローンを抱えたまま、買い換えではなく、二重の住宅ローンを抱えるというのは、基本的に金融機関の審査が下りないと思います。


仮に審査が通って融資が実行されたとしても、二重ローンのリスクを抱えたまま、数十年平穏に暮らし続けられる保証はないでしょう。


もし、同様の方法で、可能性があるとすれば、最初のマンションを1000万円前後でキャッシュで購入して、こちらを賃貸に出す。

その収入もある程度、加味して本命のマイホームの購入に挑む。

というのは、僕自身が行なった方法ですので、現実にありえます。


しかしながら、賃貸経営は、敷金礼金や退去時の精算金の取り扱いが10年ほど前から、オーナーに不利な判決が立て続けに出てしまったこともあり、

以前のようにうまみのある商売とは言えなくなっている現状があります。


結局、僕は、数年後にマンションは売却してしまいました。


結果として、その後まもなく大震災が起こったので、震災前に売り抜けられた良かったということになりましたけれども。



★ ★ ★


地震や影響下、地盤沈下、耐震偽装などもリスクでしょうけれど、


最大のリスクは、奥様方の新築信仰にあると個人的には思います。



男性の処女信仰に近いものなのかもしれませんが、


新築か中古かの違いなんて、実際は大した違いではありません。


新築は広告費をはじめとする販管費が価格に上乗せされていることもあって、

購入した時点(中古になった時点)で数百万円の価格が下落するのが通例です。



投資として考えた場合、こんなばかばかしい投資はあり得ませんよね。


4000万円で株を購入したら、翌日には3400万円になっているという状態です。



リーマンショックの前あたりから、多くの不動産会社がこぞってやっているリノベーションという手法ですが、


3400万円で中古マンションを購入し、600万円でリフォームしたらどうでしょうか?


するとそのマンションは4800万円で売れたりします。



でも、ことさら、マイホームということになると、どうしても前の居住者が一人もいない状態の新築に住みたいという女性の気持ちというものがあるらしく、


結果として多くの夫たちが、損する取引に甘んじているという現状があります。


★ ★ ★


住宅設備も、女性目線で作られますが、その多くは3年もたたないうちにゴミになります。


ひと頃、とても流行ったディスポーザーですが、故障が多く、排水管のつまりの原因となるため、当社でも何度か緊急出動した経験があります。


男性目線からすれば、生ごみなんかは100円均一の三角コーナーで十分と思うわけですけれど、憧れのマイホームを前に、夢見心地のおばさん達は、そのあたり、気が付かないわけです。


太陽光発電システムも、耐用年数は何年で、電気の買取価格はいくらなの?というあたりからきちんと検討加えてみると、10年間で元が取れる代物ではないということがわかると思うのですが。

プリウスの電池の耐用年数と価格、とガソリン価格の比較みたいなものでしょうか。


つづく。


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みなさん、おはようございます。

データル社の匿名社員のAです。


さて、昨日は、1回の定期清掃での清掃方法の仕方(=仕様)の違いについてご説明いたしました。


では、定期清掃は年に何回行うのが適正なのでしょうか。



ビルクリ協会かなにかの資料にデータがあったようにも思って、昨夜探してみたのですが、ちょっとすぐには見つからなかったので、経験則でお答えしておきましょう。


ノンスリップ共用床の汚れを除去し続けるためには、最低でも4か月に1回は定期清掃を行わなければなりません。


つまりは、年2回とか年1回では、汚れはすでに固着してしまっていて、半日や1日の定期清掃では除去できない状態になってしまっているということです。


こうなると、定期清掃レベルではく、特別の予算を組んでいただいて特別清掃を行うか、もしくはノンスリップの貼り換えを行う修繕工事のレベルになってしまいます。


共用部の定期清掃に限ったことではありませんが、年間の清掃予算を削ろうとして結果として数年に一度大きな出費を迫られるというケースは、マンション管理業務においては非常によくあることです。


排水管の清掃は、普段見えないところであるがゆえにもっと深刻です。


半年に1回~少なくとも年に1回、排水管洗浄を行っていれば、多額の費用のかかる排水管の全取り換えなどという工事は行う必要はありませんが、

そうした目に見えないメンテナンスコストを削減した結果、5年や10年に一度、排水管が流れにくくなったから排水管洗浄をしてくれという依頼があって出かけると、排水管の内側には汚れが固着してしまっていて、もう手の施しようがなくなっていることがよくあります。


血液ドロドロの人の欠陥と同じ状態です。血栓ができてしまったあとでは、もうその個所の欠陥を取り換えるほかありません。


そうなる前に・・・とはこちらの思いですが、人は、そうなってしまってからでないと気づけない生き物ですので。



ちなみに、大手デベロッパーの指定のマンション管理会社を変更すると、設備点検や小規模・大規模修繕の際に支障がでてしまうのではないかという不安がありますよね。


僕が住んでいた大手デベロッパーのマンションの管理組合の総会でもやはりそこがネックとなって、3割ほど安い独立系の管理会社に変更できずにいたことがあります。


要するに、外壁のタイルや、ノンスリップ床材や、塗料などが、プロパーではない管理会社に変更すると入手できないため、新築時と色合いが変わってしまったり、不具合が生じてしまうというのが、変更反対派の主張でした。


みなさん不安に感じられることところですよね(まあ、そこの不安に付け込まれるのですが)、


正直いって、普段の日常清掃業務や定期清掃業務は、どこがやったところで、そうそう劇的な変化があるわけではありません。


汚れは蓄積されて初めて認知されるものですし、一回ごとの仕上がりなんて、洋服のクリーニングのシミ取りと違ってさほど注意が向かないものです。


実際、僕も、帰宅は基本、真夜中でしたので、今日は床がびちょびちょに濡れているから定期清掃があったんだろうなと思う程度でしたし。


となると、修繕時の対応と仕上がりが勝負の決め手になるわけです。


車をお持ちの方は、ピンとくると思うのですが、たとえばちょっとこすってしまって、修理を依頼したとしても、車の塗装はいくら正規の修理工場で修理しても同じ状態には戻りませんよね。

全部塗り替えを行えば別ですが、そんなコストは保険も適用されませんし、だったら買い換えて新車にしたほうがいい。

そういうふうに考えると思います。



そう、日光による色褪せの問題があるので、外壁を修理した場合、どうしてもその色合いは変わってきますので、新築時のような輝きは取り戻すことが出来ません。


しかも、修繕を行う際に、修繕コストがかかるという理由から、低価格のタイルやノンスリップの床材に変更するというケースは非常に多いです。


自分の住んでいる新築マンションが、10年、20年経過したらどのような姿になっているのかを知りたければ、同じデベロッパーが10年前、20年前に建設したマンションに行ってみれば一目瞭然です。


たとえ、自分のこだわりとして外壁は新築時と同じ素材で貼り換えて欲しいと希望しても、共同住宅であるがゆえ、それは総会決議の結果によります。



ほかの住民の経済状態が良いかどうかに大きく左右されてしまうわけです。



となると、実際のところ、プロパーの管理会社と契約しても、独立系の管理会社と契約しても、得られる外観上の満足は同じということになるでしょう。


管理組合の通帳に残る残高は、独立系の管理会社のほうが多くなる傾向は否定はできませんけれども。



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みなさん、こんばんは。

データル社の匿名社員のAです。


さて、昨日、データル社の営業のSさんとちょっと話した時に


マンション共用部の定期清掃の方法と管理費、そしてマンションの戸数の話が出たので、

ちょっとこちらでも触れておきますね。



マンションの共用部の定期清掃の方法ですが、

これは、基本的には、管理組合と清掃会社との間で交わされる契約書の付属書類の仕様書に定められていると思います。


たとえば、共用廊下(ノンスリップ部)の定期清掃を例に挙げると、大手デベロッパー系のマンションであると、現在は、ポリッシャー洗浄(機械洗浄)+高圧水洗浄の併用方式が採用されているのではないかと思います。


マンションにお住いの方にとっては、これが最高品質の清掃方法と思っていただいて構わないと思います。


あとは、使用する洗剤の違いであるとか、排水溝のゴミをきちんととっているか、除水が丁寧になされているか、ドアや壁に飛び散った汚水を丁寧に拭いてあるか、手すりは拭いてあるか、高圧水洗浄用のホースや金具で手すりなどを傷つけていないか、といったあたり品質管理がどうであるか、といった部分が問題となるくらいです。


さて、このポリッシャー洗浄+高圧水洗浄の併用方式ですが、確かに汚れはきれいに落ちますが、当然のことながら費用がかかります。


ゆえに、管理費が潤沢である1棟100戸以上の大規模マンションであれば、その費用をなんとか捻出できるとは思いますが、100戸未満の中小規模マンションであると、その費用は捻出できる状態にないと認識していただいたほうが現実に即していると思います。


清掃に関して、トラブルやクレームが多いのは、圧倒的に中小規模マンションのほうが多いのは、確かに、業者が悪いという場合もあるでしょうけれど、多くの場合、清掃に掛けられる管理費の予算がないということが原因です。


たとえば、定期清掃の周期ひとつとってみても、年間の予算が潤沢なマンションであれば、年4回定期清掃が行なわれますが、予算の不足しているマンションでは、年末に1回行うだけというケースも非常に増えています。


増えていますというのは、どういうことかというと、築浅のマンションであれば管理費は計画どおり積立られているのですが、年数の経過に伴い、住民の引っ越しなどで空室が目立ちはじめ、管理費を滞納する所有者が増えることや、修繕費用などのコストが年々嵩むため、清掃などの管理にお金を回せなくなるといった事情があるものと思われます。


すると、当初は年に4回清掃を行っていたマンションでも、年に3回になり、2回になり、ついには1回になってしまうという事態を招きます。


よくいわれることですが、機械式の立体駐車場を備えているマンションでは、築10年を過ぎた頃から管理費不足に悩まされることになっているのではないでしょうか。

駐車場を近隣住民に貸し出すことで、収益を上げるという長期計画が当初は作成されているのですが、実際は、近隣住民どころか、マンション内の住民ですら、不便なうえに賃料の高い、機械式の立体駐車場を利用しないため、保守点検費用すらままならなくなっているマンションが多いのではないでしょうか。


マンションの庭の噴水設備など、購入時に夢を見させるだけの設備の多くが数年後には無用の長物となり、管理コストを圧迫する原因になります。


話が逸れました。


清掃方法の話に戻ります。


ポリッシャー洗浄(機械洗浄)+高圧水洗浄の併用方式が高コストであるがゆえ、どういう解決策があるかということについてご説明しておきましょう。




方法としては、

1.ポリッシャー洗浄+散水(水をまくだけ)・・・(高圧水洗浄機が普及していない頃の仕様)

2.洗剤を塗布+高圧水洗浄

3.高圧水洗浄のみ

4.散水のみ

が想定されます。



この中で、一番汚れが落ちる方法は、2番です。



たとえば、同じ予算であるなら、年3回の定期清掃でポリッシャー洗浄+高圧水洗浄方式を行うよりも、年4回の定期清掃で洗剤を塗布+高圧水洗浄を行うのがベターでしょうし、2と3の比較として、洗剤のコスト分清掃料金は上がりますが、仕上がりを考えるのであれば、多少高くても2のほうが正解です。


また、清掃コストの多くは人件費ですが、マンションの共用部、各住戸のポーチに置かれた自転車や3輪車、自動車のタイヤや植木、などを放置しておくと、清掃員はそれらをいったんどかしたうえで作業を行い、また戻すという無駄な時間を費やすことになります。


これらを住民の方が清掃日には全部撤去しておくと、破損などの事故も未然に防げることになりますし、清掃時間を大幅に短縮することができ、結果として人件費の抑制にもつながります。


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みなさん、こんにちは。

データル社のAです。



管理会社の作成した長期修繕計画表は、ほとんどチェックされないのが実情ではないかと思われます。

そして、その計画の範囲内の工事金額であれば、管理組合は簡単に承認してしまう傾向が強いです。

というのも、管理組合の構成員であるマンションの住人達に、チェックするノウハウの蓄積があるわけでもなく、また、仮にたまたまマンションの住人にノウハウのある人物がいたとしても、その人が名乗りを上げてノウハウを行使することなど皆無に等しいからです。


よほどの目立ちたがりの人は別として、基本的にマンションの居住者に自分の職業を知られることは嫌なものですし、仮に自分のノウハウを行使した結果、適正な工事金額になったり、適正な長期修繕計画表が作成できたとしても、住民の全員から感謝されるということはまずありません。

100世帯のマンションであれば、5世帯から何らかのクレームが発生します。


ものの本を読むと、必ず、どのような支出であれ、ある程度金額がまとまっている場合には、相見積もりを取ることが肝要である、さらには、ご丁寧に、その相見積もりも管理会社の推薦する業者ではなく、管理会社で独自に選定した業者にすることを忘れてはなりません、と書かれていることが多いですが、理屈としては正解ですが、マンション居住者の心理としては、なかなか現実的ではないと思います。

管理組合で独自に選定ということになると、必然的に、インターネットで検索するか、居住者のうちの誰かの紹介ということになりますが、万一トラブルが発生した場合の責任という点で個人的にはあまりお勧めできません。

こっそりリベートを受け取ったんじゃないかという痛くもない腹を探られることもありますし、実際は痛い腹だったりすることもありますしね。


じゃあ、どうするかというと、国土交通省が作成したマンションの修繕積立金に関するガイドラインなどを参考に、管理組合の話し合いで適正ラインの判断基準を醸成していったらいいのではないかと思います。


最近、新しくできた資格制度なので、実際にどの程度有効に機能しているのかはわかりませんが、マンション管理士に相談するというのも、一つの方法ではあると思います。

マンション管理士は、専門知識をもってマンション管理組合の運営、大規模修繕等を含む建物構造上の技術的問題、その他マンションの維持・管理に関して、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者などの相談に応じ、適切な助言や指導、援助等のコンサルティング業務を行う。マンション管理のスペシャリストとして、主に管理組合の立場でマンション管理に関する様々な問題の解決をサポートすることを業としています。



トータルの業務でおおよそ10万円くらいが相場ではないかと思います。



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