「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ」 | 雑踏に紛れて

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「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ 」

 

12話。

 

第3期だ。

人気作シリーズだから、あるのかなと思ってたら、

やっぱりやってくれた。

始まった時は何気に嬉しかった。

 

外伝を一つ見逃しているような気がするのだけれど、

そのうちチェックしよう。

 

何せ今同時進行で何作も観ていて、

これ以上は流石に増やせない・・・。

 

今期のテーマは、人間とモンスターの共存。

 

ダンジョンに棲む、今まではただただ倒すだけだったモンスター。

その中に人の言葉を話し、意思の疎通ができる「異端児・ゼノス」がいた。

 

相変わらず登場人物が多いのだけれど、

流石に3期ともなると、大体は覚えられる。

 

でも、なんというか、この辺の異世界ものって、

このところの傾向というか、だんだん話が複雑になっていって、

陰謀が渦巻き、伏線が多重に張り巡らされて、

正直、ワケがわからなくなってくる。

 

今やってるリゼロもそうだけど、どうもね・・・💦

いつまでもシンプルなストーリーでは飽きてしまうだろうから、

次第に物語が複雑になっていくのは仕方がないのだとは思うのだけれど。

 

正直そういうのは、別のちゃんとした専門のジャンルに任せて、

もっと解りやすくて観ていて楽しい展開を作って欲しいな、なんて。

 

長くなってくると複雑化するのは、

どうしようもないことなのか・・・。

 

だってそうはならない作品だってある。

そんなにややこしくならなくても、ちゃんと面白くて、

引き込まれてしまうようなものは存在する。

 

登場人物が増えて、それらが視聴者に浸透して、

それらキャストが新しい冒険へと進むのに、

物語自体の設定や展開、描き方や脚本なんかの手法、

そういうのを頼って、話が複雑化するのはどうなんだろう。

 

まぁ、実際のところ、転生を含む異世界モノは、

そろそろ打ち止めに近づいているような気もする。

 

で、何が言いたいのかというと、

あまり一緒くたにしたくはないけれど、

元は単純な設定で始まって、シンプルなのに面白い、っていうスタイル、

それを煩雑な伏線なんかを張って、なんというか台無しにしてるような、

勿体ない感じがしてならないのだ。

 

だって、そういう話を求めてないし。

 

だから話の流れを掴みにくいし、伏線の回収もイマイチになりがちだし、

何よりシリアスな場面が増えて、楽しくなーい。

 

人の思惑が入り乱れて、単にややこしくしてるようにしか思えなくて、

そこでもう自分の中でブレーキがかかってしまう。

 

そういうのは、元々シリアス路線でやってる作品に任せればいいのだ。

 

なーんて、このところのこういう傾向に、

ちょっと辟易していた泥を吐いてしまった。

 

だって、人間(亜人含む)とモンスターの共存、なんて、

そもそもテーマとして重いでしょ。

 

悪くはないとは思うけれど、このアニメでやることか?と。

いや、作品愛がすごいから、思わず書いてしまっているのだけれど、

決してdisっているわけではない。

 

それこそ外伝で、OVAや劇場版でやったらいいと思う。

原作のラノベにそんなに忠実になる必要性はないんじゃないかと。

 

それならアニメをアニメとして制作してるところとして、

安直にしないでほしいな。

 

アニメのプロが作るわけで、いくらアニメ化前提のプロットで書かれた、

ラノベであろうが、そこはちゃんと流されずにやってほしい。

 

これも大人の事情というやつなのか・・・。

うむ、そういうのは本当につまらない。

 

作品をつまらなくさせているのは、往々にしてそういう事情なのだ。

うーむ、つまりだ。

僕はちゃんと隅から隅まで理解できなかったが、

理解するまで見直そうとは思わなかった。

 

これが全てだ。

 

僕はそんな頭も良くないし、人間として出来てもいない。

だから、作品を観て、ありゃ分からん、ってことも多々ある。

 

でもこれは見直して、話が全部分かったらきっと面白いぞ、っていうのは、

何度でも見直す。

 

DVDも買うし、配信は有料でも勿論観る。

何だか最近そこまでのものって少なくなってきたような気もするけれど。

 

だからなのか、日常ほのぼの系のものが今は本当に好きだし、

変にややこしくないストレートで、

それでいてちゃんと納得のいく作品ばかり観ている。

 

なので、周りのアニメ好きとはこのところ意見が合わない。

いや、前から合わなかったか。

 

どうも感覚が違うらしいのだ。

レビュー口コミ評価星の数、全部、僕の基準と違う。

 

あ、そんなことを書きたいのではなかった。

が、もういいやという気になってきた(汗)

 

ダンまちは、もっと当初のダンまちらしさを出してほしかった、

うん、それだけ。

 

別に嫌いとは言わないけれど、

だからこそ、もっとちゃんと練って欲しかったなぁ。

 

うむ、勿体ない。

せっかくいいキャラを揃えたのに、これを生かさない手はないよ。

なーんて思うのであった。

 

うむ・・・うむ・・・うむ・・・。