11日オーチャードホールにて。
(ロビーにこんなパネルがあって一緒にお写真撮影ができますの)
久しぶりの祐子さんを観られるとあって喜び勇んで行ってまいりました!
荒井祐子さんの大ファンです。
それはもうローザンヌのテレビ放映で観たときから!
現在はバレエスクールの校長になってしまわれて
久しぶりの舞台で本当に嬉しい。もっともっと踊って頂きたい!
ホセ遅沢さんエスカミーリョ杉野さん。
正直カルメンと聞いたときは古典というのではないし
ストーリーは「魔性の女カルメンに翻弄される男の話」だし
どんなもんかな~と思っていたのですが
いざ生オケで「ちゃんららちゃらちゃら ちゃんららちゃらちゃら♪」
を聴くとワクワクします。
100年以上経っても色あせることないクラシック名曲の底力!
Kというか熊川哲也というと
例えバレエファンであろうと「キライ!」と激しく拒否反応を起こす方もいますが
Kの男性ダンサーは、やはり良く訓練されているなと感心します。
訓練っていうのも変な言い方だけど
足裏をしっかり使って足先まで神経を使っている。
男性は足裏やプリエを多少疎かにしても筋力でジャンプや回転をこなせますが
やはり足裏足先は目いっぱい使い切ってくれないとキレイじゃない。
祐子さんはやっぱりステキでした~。
きつくカールのかかったロングソバージュヘアで強めのメイクで
いつにも増して「夏木マリ感」満載でしたが
丁寧でリズミカルなポワントワークや表現力で魅了されました。
ハスッパな感じよりちょっとカワイイ感が強いので
ラストで「殺さなくったっていいだろ~!(怒)」感がより増します。
遅沢さんはスタイルも良く見栄えするのですが
堅物の軍人(っていうか衛兵なのかな)っぽさがあまりなかったので
カルメンに運命を狂わされる感に欠けているように感じました。
終始「優柔不断な要潤」みたいに見えて
もうちょっと出会い「前」「後」メリハリあってもいいのでは。
こうなるとやはり御大のホセが観たくなります~。
杉野さんはメイクのせいか私の目のせいか
なんとなく「松潤」に見えてそれはそれで良かったような。
ラストのド派手なマタドール姿で下っ端マタドールと一緒に踊るところは
なかなか見ごたえがありました。
でもホセとの対比からしてもっともっと力強く男らしくあってもいいのでは。
というわけで祐子さんの相手としては
まだキャリア不足が露呈した感じ、そして哲ちゃんのホセやエスカミーリョを
観てみたい!とますます感じたものの
おもしろかったです。
Kバレエは男性ダンサーは少しずつ育っていくように思いますが
(テレビとかで垣間見る指導、めっちゃ厳しそうだ)
あとは女性プリンシパルが生え抜きで誕生するといいですね。
(ここらへんから地雷話に突入しそうなのでやめておきますが)
男性女性ともに生え抜きの看板プリンシパルが誕生した時
バレエ団としても円熟期に入っていくのではないでしょうか。