今週から
NHKで朝の連続ドラマが始まりました
陶芸家のドラマのようだ


録画して観ましたよ

第1話の最初の部分



素早くカシャッ

うーん・・・

頭の中はグルグル

部屋の様子と
作陶している様子

話したいことが山ほどある

ダメダメ

物語として楽しまなくちゃ

タイトルの『スカーレット』って
緋色のことのようですね

なるほど窯で焼いた緋色





私より2つ上の主人公のきみこ

信楽の土を初めて手にとるところです

この時は土を手のひらに乗せられて
見ても触れても匂いも
何にも感じていなかった

9歳の時ですもね



きみこと歳が近い私

終戦直後の場面を観ていると、幼い頃を思い出す
似ている場面がいっぱいあるんです


防空頭巾をかぶって防空壕に入った怖さ

父と兄がリュックに着物などを背負って汽車に乗って買い出しに行っていた

お腹が減るのは当たり前

庭の防空壕の上にカボチャを植えて、カボチャの茎を食べた

学校給食は脱脂粉乳だった
アメリカの家畜の飼料の余った物

バケツに入った冷えた白い液体をカップに3分の1ぐらい
給食はこれだけだった

これだけなのに飲めない子もいた
お腹は空いているのに


ほかにもいろんなことが浮かんできました

こんな悲しい想いは
これからの子どもたちに絶対にさせたくない



いつも、朝の連ドラは続かないんだけど
陶芸家のドラマだから続きそうです






突然ジャンプして私の陶芸


年金者組合の陶芸サークルが間近なので
私の作品の釉薬かけです

10ヶ月ぶりの三浦白と名づけた釉薬
釜戸長石が50%近く入っているからでしょう
石の粉なんです

土や灰が多いと攪拌しやすいんです


ガチンガチン

ドリルで攪拌すると


お見事!

飛び散って、ズボンが作品になっちゃう〜


多肉植物の鉢を早く使いたい

参考作品はどうなるかな?

ある人の好みを予想したカップも
 


いろんな釉薬を使ってみました

店で購入した釉薬から
伊羅保、乳白、緑青、黄瀬戸、織部、ガラストルコ青、ルリなまこ

自作の釉薬から
たまねぎ、木灰、ちたん、三浦白、旭山緑、ブレンド
ガラスの破片

ブレンド釉とはね、釉薬がついた用具を洗っていて底に沈殿したものを集めておいて使っている
廃棄したい釉薬も入ってる

正に『ブレンド』

今回は『お試し』がいっぱいです

記録しておきましたよ!




もう一つ加わりました


以前、陶芸教室に来てくれていたMさんが
遠くに引っ越すことになったんです

よかったね!
と言ったら戸惑っていました

夫婦のご両親のお世話で
毎週、遠くまで通っていたんです
3年ぐらい陶芸ができなかった

孫のためにと作りかけていた兜
私が伊羅保釉をかけました


2人の両親の介護に集中できますね

大変だけど
きっと新しいことが始まりますよ

がっしりと手を握りました

願いを込めて焼いてみます

今夜は窯のスイッチが入ります



ドラマのきみこは、どんな陶芸を始めるんだろう

私の陶芸は、あと少しできるといいな・・・