サラダを作るときに必要なのでサニーレタスを栽培した。
冷涼な気候を好み発芽適温も低めで20℃ほど。ぽかぽか陽気くらいだと発芽しやすい。
好光性種子なので早春にポッドに種まきし、薄く覆土して日当たりのいい場所に置いて水やりすると芽が出てくる。
本葉5枚になったらプランターなり畝なりに植え付ける。

株が小さいうちは乾燥に弱いのでプランターで育てる場合はしっかり
マルチングして保湿し、水をこまめに与える。大きくなると乾燥にも強くなる。
株が大きくなったら一気に収穫してもいいが、外側の葉を1枚ずつ取っていけば1株でも長く収穫できる。
蒸れに弱いので、気温と湿度が上がるころに雑草が多いと地ぎわ部が腐りやすい。

害虫としてヨトウムシなどの芋虫類がつくが、アブラナ科ほどの激しい被害を受けることはあまりない。

ニンニクが好物なので去年から今年にかけてニンニクを作ってみた。

冷涼な気候を好み、高温多湿は苦手。品種によって生育適温が異なるので自分の住んでいる地域の気候に合った品種を選ぶ。うちは瀬戸内の温暖な地域なので暖地向けの

嘉定を選択した。地下部を育てて食べる野菜の常として、畝は深めに耕して高く立てる(20cm以上)。タマネギと一緒で灰を好むので草木灰などがあれば入れておく。

しっかり涼しくなってから植え付け、10月~5月いっぱいくらいまでと栽培期間が長いので雑草防除する時間が無いならポリマルチを使う。今回は枯草マルチを使った。

一株白絹病が出てヨトウムシも多少発生したが、風通しと水はけのいい場所に植えれば病害虫の発生はあまりない。

追肥は基本12月と2月に施し、生育があまりに遅ければ3月以降も与える。鶏糞なら株間と畝の肩に置いておく。茎が倒状するなら土寄せも行う。タマネギと同じで暖かくなってから窒素肥料をやると大きくなり過ぎ水分多すぎで腐りやすく貯蔵性の悪いものになってしまいやすいので消費スピードと相談していつまで追肥するか決める。

4月頃から花茎が出てくるのでこれをニンニクの芽として食べる。ある程度伸びてから折り取らないと球の肥大に悪影響が出て、遅すぎると花に栄養を取られる。芽の先端が葉の先端より伸びてきたくらいで取るといい。品種によっては花茎が出てこないものもあるので芽も食べたい場合は植える前に調べておこう。嘉定の花茎はこれ目的で栽培してもいいくらい美味だが、一株一個しか取れないのが残念だ。

葉が黄色く枯れてきたら収穫する。嘉定は早生品種なので5月上旬頃から収穫できる。品種として大きさの上限値が低いのか、うちではそんなに大玉でなくても裂球している株が多かった。裂球すると内部に土が入って貯蔵に悪影響が出るし見た目も悪いのでこだわる場合は早めに試し掘りして状態を見る。

左の球はまだ分球していない。このまま大きくなったものはスポンジ球と呼ばれる。

 

収穫した後はしっかり乾燥させてから貯蔵しないと腐りやすい。エアコンが動いているなら室外機の風に当てて乾かす。

 

「ニンニクを作ると土が荒れる」と言われるが、ニンニクの吸肥力が強いからなのか、土壌微生物に悪影響が出るなどがあるのだろうか?念のため作った後の畑では牛糞堆肥などの腐植質を多く入れておきたい。

 

昔家族が作ったニンニクを描いたもの。茎が太かったので嘉定ではなさそうだ。

以前茎枯病で全滅したアスパラガスだが、今年からまた育ててみようということで小さな株を二つと種子を購入した。

アスパラを栽培していると緑色の丸い実がついていて、秋になると赤くなっているのが見られる。

黒い3mmほどの粒種で、一応嫌光性なのだが発芽条件は光より水分と温度が重要なようでぬるい水に漬けておくと4日ほどで発根する。土に蒔いても水と温度が足りないとなかなか芽が出てこないが、うちで蒔いた今年の種は1か月以上経過しても死んでおらず90%発芽したので気長に見守ろう。

 

 

 

アスパラガス幼苗のスケッチ

植え替え時に観察したもの。大豆などと異なり種イモから増やしたジャガイモに近い構造。単子葉類はこうなのだろうか?

きっかけは忘れたが一時期アスパラガスを育てていたことがある。一度植えれば6年以上収穫できるし、新鮮なものは非常においしい。

南欧辺りが原産で、日当たりがよく低温低湿な場所を好む。根が広く張って隣の畝まで侵入してくるので植える場所は考える必要がある。

店に種子から大型の株まで売っているが、小さいものほど収穫まで年数がかかるので初心者は中型~大型の株を買った方がいいかもしれない。

春か秋に水はけと風通しのいい場所に植え付ける。資料によって異なるが高いphを好むので肥料は鶏糞堆肥中心で与える。冷涼で降雨の少ない地域が原産地なので高phに適応した生態のほうが理屈としては合っていると思う。

根がかなり太く長く伸びるがこういう根を持っている植物は乾燥した原産地のものが多い。水分や養分を蓄えるために根が太くなるのだろう。

 

根が非常に広く張るので肥料も広い範囲に与える。
畑のphが高くなるとヨモギが増えてくる。雑草としては手強いので注意。
 
アスパラガスなど細い葉を持つ植物への考察。

 

 

 

高温多湿で病気が出やすいので枝打ちや茎数の制限、支柱で囲うなど風通しを良くする対策が必要になる。肥料の量が多すぎたり長年同じ場所で育てていても病気、特に茎枯病に掛かりやすくなる。7年くらいを目安に掘り上げて株分けして植え替える。

うちの株も7年ほどすると茎枯病にかかってしまい、農薬も使ってみたが全滅してしまった。私の体調不良で管理不足になったのも悪かった。リスク低減のためにも長年育てた株は定期的にバラして植え替えるようにしたい。

プロ農家だと茎枯病菌を殺菌するため冬に地上をバーナーで焼き払うが、家庭菜園でそこまでするのは難しい。枯れた茎は離れた場所で処分するとか冬に5cmほど堆肥でマルチングして残渣物が地上に出ないようにするなどの対策がある。

 

新鮮なアスパラガスは非常においしいが、100本に1本ほどの確立でずば抜けて甘い茎が出ることがある。毎年同じような確率で出ていたが発生条件は不明。

 

掘り上げた大株は火星人か空飛ぶスパゲッティ・モンスターを彷彿とさせる外観。

 

グァテマラのアンティグア地区からカッパーがアンティグアらしい風味を持つロットを厳選し、ブレンドしたコーヒー。

cup notes ジャスミン、複雑で華やかな風味、ラズベリー、メロン、キャラメル

アンティグアはグァテマラのコーヒー名産地で、他の地域と比べてボディと酸味が強い傾向がある。豆がかなり硬く、焙煎には苦労する。

このジャスミンはアンティグアにあるパストーレスミル(コーヒー精製所)に集められたコーヒーをブレンドして販売しているものだが、カッパー(ソムリエのような仕事をする人)の腕が存分に発揮された商品になっている。
エチオピアイルガチェフモカを思わせる複雑さと花のような

香り(商品名そのままジャスミンのような香り)、強い甘さ。

やや青く荒い酸の豆が混じっているが、ジャスミンは味の良さの割に普通の
お値段なのでこれで低コスト化と味にメリハリをつける役目を

両立しているのだと思われる。

個人的に良い料理とかブレンドは製作者が明確なコンセプトを持って味を組み立てて、その意図がスカッと伝わってくるものだと思っている。ウイスキーだとニッカのブレンダーズスピリットがそういう味だったが、このジャスミンもそういう味わいを持っていると思う。